コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
4回目の受精卵移植、驚きの結果をオットと受け止める【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第44話】
…そうか、よくよく考えたら着床出血とも考えられるんだよね。
陰性続きで、まさか自分が妊娠するとは考えられずパニックになってしまい、その可能性を微塵も思い出しませんでした…(苦笑)。
すっかり出血は生理だと思っていたオットも「ええっ!!」とビックリしていました(笑)。
出血はこの時期よくあることだそうです。
HCG(※)=78。まだ胎嚢すら見えません。次回は3日後、HCGがググっと上がっていなければなりませんが、今の時期はどうなるにしても卵の力次第。
再び、妊娠しました。
自分の中では、喜びもあるし、戸惑い・ためらいもあります。それは、妊娠で得るものもあるけれど、失うものもあるから。カウンセリングで教えてもらえていたので穏やかに受け止められました。
どっちも自分の本当の気持ち。でも、それでいいんだよね。それが今の私。
I'm OK. I'm OK.
※=ヒト絨毛性ゴナドトロピン。妊娠中にのみ産生されるホルモン。
※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
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