■「ドラマを見て泣いた」声が続出! 少女時代の憧れ恋愛ドラマ
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三番目に票が多く集まったのは、冒頭でも触れた
『東京ラブストーリー』。1991年に放送されて、小田和正の主題歌
『ラブ・ストーリーは突然に』とともに大ヒットしましたよね。鈴木保奈美演じる赤名リカと、織田裕二演じるカンチこと永尾完治のラブストーリーが、2人を含む男女4人の恋愛模様を通じて描かれています。
「青春真っ盛りの中学時代、座布団抱えて号泣しました。恋愛ドラマを観て泣いたのは、これが最初だったと思います。あの頃好きだった子のことを思い出してとっても懐かしいです」(東京都 40代女性)
「“バイバイ、カンチ”ってハンカチをくくりつけて、別れを決意して電車に乗ったリカが泣くシーンを観て、一緒に号泣しました~! ドラマのBGMが好きで、サントラCDを初めて買った」(三重県 30代女性)
「初めてどハマリしたのが、『東京ラブストーリー』だった。あの頃はさとみが憎かったけれど、再放送を見たら優柔不断のカンチにムカッ! 私も年取ったんだなぁと感じた(笑)」(千葉県 40代女性)
「中1の頃、『東京ラブストーリー』を見て、当時付き合っていた彼氏との恋愛に切な心を抱いたりしました」(神奈川県 40代女性)
柴門ふみのマンガが原作ということもあり、恋愛中の女子心に響いたという声が多く寄せられていました。自分自身の恋愛を重ね合わせて感情移入したり、同じような恋愛をしたいと憧れを抱いたりと、当時の若い女性たちの心をガッチリと掴んでいたドラマでしたよね。
また、当時といまで感じ方がまったく変わったという意見からは、女性としての心の成長や、経験を積んだことによる変化を感じることができます。
■「ひとつだけなんて選べない」という意見も多数
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アンケートではどれか一つのドラマを選んだ人や「その他」と答えた人たちから、好きなドラマは複数あって選べないというコメントが多く寄せられていました。
「絶妙なラインナップで選べない」(神奈川県 40代女性)
「この年代たくさんいいドラマがありすぎて選べないし、いろいろ思い出されるシーンがありすぎて、どれが一番か選べません」(茨城県 40代女性)
「ここに出ているの全部選びたいっ!!」(岩手県 40代女性)
「どれも懐かしくて選べません。みんな大好きです」(青森県 50代女性)
これらのドラマが放送されていた1990年代といえば、いまから20~30年前で、現在子育て世代のママたちでは、小学生~中学生だったという人が多いかもしれません。
今と違い、スマホも携帯電話も普及していない時代で、テレビが持つ娯楽としての役割も今より随分大きかったように思います。それだけにドラマの人気も高く、一つだけを選ぶなんて無理だと考える人が多いのも納得です。
ここまで懐かしのドラマについて見てきましたが、いかがでしたか? 筆者はあらためて90年代ドラマを見返してみたくなりました。きっと母になって当時よりも年を重ねたからこそ、また違った観方ができるかもしれません。
まもなくお正月休み、90年代ドラマのDVDをお供に、当時の恋愛や生活などの思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。