終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

目次

・“なぜなぜ期”に頭を抱えるママが8割!
・どう返すのが正解? 止まらない子どもの“なぜなぜ”
・子ども目線がすごい! とことんお付き合い法
・おもしろ珍回答の宝庫! 質問返し法
・探究心がすごすぎる!「なんで?」連発で強制終了法
・正解を教えるより大切なこと
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

イラスト:ちゅいママ


ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事「なぜなぜ期の4歳児に困惑! すさまじい“なんで?”攻撃への最終回答」で、“なぜなぜ期”に関してのアンケートを実施しました。

知的探求心が育ったことから、幼児期の子どもが次々と疑問を投げかけるようになる“なぜなぜ期”。その時期がおとずれたら“わが子の成長”だと素直に喜べればいいのですが…、簡単にそう思えないのが“なぜなぜ期”のつらいところのようです。

答えが明確にあるものなら答えられますが、質問はママが知らないこと、疑問にも思ってみなかったこと、さらには答えのないもの(偶然できたものなど)にまで渡り、子どもが納得するまで質問が続くことも…。ママたちはこの終わりなき“質問攻め”にどう対処しているのでしょうか。

■“なぜなぜ期”に頭を抱えるママが8割!

アンケートで「子どもの“なぜ?”に困ったことはありますか?」という質問に答えてもらったところ、「よくある」が43%、「たまにある」が39%で、82%を占めました。
Q.子どもの「なぜ?」に困ったことはありますか?
よくある 43%
たまにある 39%
ほとんどない  11%
全くない 5%
その他 2%

質問に「しっかり答えたい!」と思ってはいても、家事や育児に追われるなかで“なんで?”が永遠に続けば、ママは「やめてー!」とお手上げ状態に。また、時間の関係などで子どもの“なんで?”にじっくり付き合えなかった場合、それがストレスになるママもいるようです。


■どう返すのが正解? 止まらない子どもの“なぜなぜ”

実際にママたちは、“なぜなぜ期”の子どものどんな様子に“困っている” のでしょうか。今まさに対応の仕方に悩んでいるママの声をお届けします。
ネットや育児本で、「『○○くんは何でだと思う? わかったら教えてね』とママは答えて、自分で考える癖をつけましょう」的なことを目にして試しましたが…『お!ち!え!て!!』と激怒です(笑)。それからは説明できる範囲まではちゃんと説明しますが、それ以上は『そういうモンやねん』としてます。どうするのが正解なんですかね…。

仕事帰りのボーッとしてる頭に「なんで〜?」を連呼されると完全にギブアップ。運転もおろそかになるので、「帰ってからね」と言います。ただし、「帰ってからね」にも「なんで〜なんで帰ってからなの〜」がくるのであとは無視する。
「ゆっくり向き合うために、今できることはやった」と思って。

「どうして1番小さいのに、この指はおとうさん指っていうの?」と。返答に困っていると、「ママは何も知らないの?」…。豚肉を食べているときに、「このお肉は何からできてるの?」、「豚さんを食べているんだよ」と答えると、アホを見るかのような目で見られました。「ちゃんと教えて」って…教えとるわ。4歳に食育がまだ早いのかしら…。

こうして読んでいると「かわいいなぁ」と笑えてしまうのですが、自分の子どもに同じように(それも毎日レベルで)されたらグッタリしてしまうでしょう…。

しかし、“なぜなぜ期”になってしまった子どもは止められません。
ママたちはどんな方法で乗り切っているのでしょうか。対処法別に見てみましょう。

■子ども目線がすごい! とことんお付き合い法

終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

イラスト:ちゅいママ


まずは、子どもの「なんで?」にとことんお付き合いする対処法をご紹介。説明の仕方を工夫したり、一緒に調べたり考えたり…。子どもの“なぜなぜ期”を一緒に楽しんでいる様子が目に浮かびます。

●とことん答える
むしろ何でも聞いてほしい! 子どもの「なんで?」にかかってこい状態でウキウキ答えます。子どもががんばって考えてる過程が見えるのがおもしろい。
いかにわかりやすく説明できるかめっちゃ考えるし、納得させられるとうれしい。大人は当然だと思ってたことに対して子ども目線の指摘が「たしかに! ごもっとも!」って思うこともあっておもしろいです。

●夢のような返答を返す
「まじめに答えなくて大丈夫」と聞いたことがあるので、夢のある回答をすることにしてます。「しいたけ何でハートなの?」と聞かれれば、「隣のしいたけさんがカッコよくて胸がドキドキしたんだってー!」とかふざけたこと言うと、うちの子も男の子なのでふざけあって笑い合ってるうちに“なんで? なんで? タイム終了”。でも納得いかずにしつこく聞いてくるときもあるので、そのときは最終的には「なんでだろうね〜。わかったらママに教えてー! ママも知りたいから。」と答えます(笑)。これが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る。

●一緒に答えを考える
答えませんでした。
「何でだろうね?」と一緒に考えてました(笑)。「こうかな? ああかな?」っていろいろ話して、2人でこういう事じゃない?と納得できるところまで持っていってました。私もわからないことは、「母ちゃんもわからないわ~。明日、幼稚園で聞いてきて! そしてわかったら母ちゃんに教えて!」と使命を与えてました。



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