愛あるセレクトをしたいママのみかた

お友達トラブル 子どものピンチに親ができること

お友達トラブル 子どものピンチに親ができること

わが子とお友達にトラブル勃発! そのとき親にできることは? 保育園、幼稚園、小学校でのさまざまなケースと乗り越えるためのポイントを、コミックライターのみなさんに教えてもらいました。

特集へ戻る

コミックエッセイ 笑いあり涙あり 男子3人育児

小1の息子に起きたお友達トラブル…我が家が取った解決策(後編)【笑いあり涙あり 男子3人育児 第34話】

ウーマンエキサイト
ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。

前回、心がトゲトゲになってしまった長男の様子に遅まきながらも気づき、原因が判明した後のお話です。

保育園の頃は基本的に先生の目が行き届き、何かトラブルがあってもすぐに気づいてくれました。本人同士で話し合いをさせ、送り迎えの際にその一部始終を先生から共有していただけたりと、ほどよく連携が取れていました。

小1の息子に起きたお友達トラブル…我が家が取った解決策(後編)【笑いあり涙あり 男子3人育児 第34話】

それが小学生になったとたん、いきなり全部子ども同士で解決しなさい、というのも考えてみれば酷な話ですね…。担任の先生も30人を1人で見ているわけで、保育園や幼稚園ほどの手厚さは求められません。

そこで、ワタシはまずは長男と同じクラスで気心の知れているママ友に相談し、さり気なく他の子から見た学校での長男の様子を教えてもらうことから始めました。

本人をもちろん信用していますが、物事にはいろいろな面があるので本人の話だけを聞いて一方的に被害者意識を持つよりも、客観的な事実を知りたかったのです。

すると、長男くんが掃除の時間に○○ちゃんからこんなことをされて泣いていた、△△くんが帰り道で長男くんにひどい言い方をした、など概ね本人から聞いていたのと同じ事実がわかってきて、内容的に度がすぎるものもあったため、担任の先生に相談することにしました。

実際に聞いてみると、先生も気づいて何度か注意したこともあることが分かりました。翌日、先生は休み時間に当事者と長男を呼んで双方から詳しく言い分を聞いてくれたようです。

先生からの報告によると、やってしまった子たちは長男だったら何をしてもやり返してこないから、ちょっとしたいたずらがだんだんエスカレートしてしまった、という理由でしたが、それはいたずらではなくいじめだとハッキリと先生が言ってくださり、長男も悲しかった気持ちを打ち明けたとのこと。
そしてきちんと謝り、もうしないと約束してくれたそうです。

現在3学期ですが、今のところ同じ子から嫌なことはされなくなったようで、一旦ホッとしています。

ただ、親としてはここで長男をただかわいそうな被害者として安全圏に囲い込むだけでは成長に繋がらないので、
「こんな時はどうする?」「嫌なことをされた時、なんて言う?」「言ってもやめてくれなかった時はどうしたらいいと思う?」
と具体的に例をあげながら、段階を踏んでどんな対応をすべきかを家族でじっくり話し合いました。

お友達トラブル 子どものピンチに親ができること

特集TOPへ

この記事のキーワード