いつまでも誰かが気づいて助け舟を出してくれるのを待っていたり、なんでもかんでも先生に言いつけて解決してもらえば良いと勘違いしてしまっては
心の自立に繋がらないとワタシたちは考えました。
できるだけ自分で解決できるようになってほしい。
でも、これまでの長男は自分だけで抱え込んで無かったことにしてしまい、ストレスをひたすら溜めていくばかりになっていたので、
困った時に周りの手を借りて解決することは悪いことではない、むしろ必要な手段だということも知ってほしいと思いました。
今回長男が直面したお友達トラブルで、自戒を込めて気づいたことをまとめてみました。
(ワタシは教育や児童心理の専門家ではないので、あくまでもいち保護者としての実感です)
ポイントは、
1年生の夏休み明けは、入学時以上によく子どもの様子を観察することだと思います。
我が子も他の子どもたちも、周りの様子を伺いながら過ごしてきた1学期と比べ、夏休みを挟んで環境にも慣れて気の緩みが出る頃なのかもしれません。
あるいは学校生活でのストレスが表面化してくる時期でもあるかもしれません。
子どもにもいろんなタイプがいて、ストレスや心の変化が対外的に出る子もいれば、内に内に溜め込む子もいます。
気持ちの乱れや体調の変化などをただの休みボケと切り捨てず、少し子どもの様子に注意して見てあげられると、もしかしたら
問題が深刻化する前に気づけるかもしれないですね。
お友達作りにしても、自分で気の合う子を見つけて仲良くなってほしいというのが本音ですが、それが苦手なタイプもいて、放っておくと強い子に連れ回されているような状態になってしまったり…
今回のことから、元々顔馴染みで性格も合いそうな子と遊ぶ機会を親同士で意識的に作ってみたり、そこから気の合う仲間の輪が広がるようなきっかけを提供してみたりと、未就学児時代ほどではないけれど低学年のうちは大人も黒子状態でその子に合ったサポートをした方が良さそうだ、ということも分かりました。
この先成長していくに従って、
いつまでも大人が介入して良い結果になるとは限りませんよね。むしろ悪化するリスクもあると思うので、年齢ごとに、またその子の性格や特性を見ながら少しずつ
大人の関わり方を柔軟に変えていくことも大切だと思います。