■趣味を持たない親たちの本音
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それでは、
「一人で楽しむ趣味がない」というパパやママたちの本音とは、どのようなものなのでしょうか。
「ないというのか、その時間も暇もないというのか。やりたいことは頭の中にぐるぐる渦巻いていますが、現実は、家事、育児、仕事などなどでいまは難しいです」(北海道 40代女性)
「いまは時間もお金も余裕がないから、趣味どころじゃない」(茨城県 40代女性)
「誰かと一緒にいるのが好き。予定いっぱいで忙しくて、一人の時間がないほうが楽しいと思ってしまいます」(神奈川県 40代女性)
時間が取れないことや経済的な難しさから、趣味を持てないという人もいる一方で、
あえて趣味を持たないという選択をしている人もいるようですね。「忙しすぎると趣味もストレスになる」という意見もあり、趣味を持たずに日々の生活を守る様子が目に浮かびます。
さらに、
「趣味は子ども」と割り切った意見も多く見られました。
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「子どもが8時すぎには寝るので、寝顔を見ながら横にひっついて寝るのも私だけの趣味」(宮崎県 20代女性)
「いまは子どもたちの野球、習字、ピアノの習い事に夢中になっています。いまは趣味を作れないけど、これが一番の楽しみ」(千葉県 40代女性)
「子どもが寝ているときに、今度の休みどこ連れていってあげようかなとか、いろいろ考えるのが楽しいです」(愛知県 30代女性)
子どもの存在によって、パパやママたちの世界も広がり、一緒にさまざまな体験ができますよね。子どもとどう過ごすか考え、子どもが何を思って生活しているか思いをはせることは、まさに
「趣味は子ども」だと言えそうです。
筆者自身も、虫好きな長男のためになるかなと、これまで体験したこともなかった「キャンプ」に興味を抱き始めた今日この頃です。まさに、
子どもをとおして自分の趣味も広がっていると感じていて、これも「趣味は子ども」だと言えるのかもしれませんね。
■パパやママは趣味を持つべき?
最後に、このような意見もご紹介したいと思います。
「“子どもが生きがい”となると、子どもにとっても息苦しくなりそうなので、何かしらの“楽しい自分の時間”を持てる方がいいな」(奈良県 30代女性)
「子どもが小さい間は自分の時間もなく、ただただ追われる毎日でしたが、大きくなるにつれて少しずつ時間も余裕ができました。いまでは趣味のお菓子作りにも、余裕と愛情を持って作れるようになりました。
若いママたち、必ずそんな日が来るからね」(神奈川県 50代女性)
「子どもが趣味」だという人がいる一方で、
「自分の時間を持った方がいい」と考えている人もいるようで、どちらの意見もうなずけるポイントがあります。趣味と一口に言っても、これまで紹介してきたように多種多様な選択肢があり、そこに割く時間もお金も、各家庭によってさまざまでしょう。
仕事、家事、育児で毎日フル回転のパパママにとって、息抜きできる時間は何よりも大切なものとなります。とくに子どもが小さいうちは、外出や時間の確保はかなり難しい場合も。そんなときには、パパやママが協力し合って、時間を作りリフレッシュしたいものです。
ただ趣味は「やらなければいけないもの」ではありません。もし負担になったときは「一旦やめてみる」ということもアリだと思います。コメントにもありましたが、子どもの年齢によって時間の使い方ややりたいことも変化していくのだろうと思います。
自分らしくいられる時間やストレスを発散できる方法も、何かに没頭できる大切な場所など、変化する日々の中でも見つけられるといいですね。
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