■介助を任命された夫は…
夫は任命された通り、私に一口でも食べさせようと声をかけてきます。
でも私は
断固拒否。
しかも、普通ならお尻を押してもらうとラクになる…というのも聞いたことがあるのですが、私の場合「誰にも触られたくない」という状況になってしまいました。
そんな押し問答をしていても陣痛は容赦なくつづき…
夫は何もすることがありません。
でもこの場から離れることは許さん! 黙ってそこに座って見てろ! みたいな、我ながらなかなか理不尽な感じでした。
そして波が去ってはまた、大きくなった波が押し寄せます…
ん?? 夫??? 何をして…!?
夫は何を思ったのか、唸り声をあげている瞬間に
私の口元にスプーンを差し出すという謎の行動を繰り返したのでした。
口が開いてるから突っ込めるチャンスとでも思ったのでしょうか。