■オーディオブックを利用するツールは
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それでは、実際にオーディオブックを使いたいという場合、どのようなツールがあるのでしょうか。
▼CDでオーディオブックを楽しむには
先ほどご紹介した『おやすみ、ロジャー』のように、CDが付属している書籍や、そもそもCDで発売されているオーディオブックがあります。
このような商品を購入した場合は、CDをPCに取り込み、そのデータをスマートフォンに入れて使用することができます。CDプレイヤーなどを使わず、機器は必要ないため利便性が高そうですね。
▼動画でオーディオブックを楽しむには
YouTubeなどの動画再生サイトでも、オーディオブックの入った動画はたくさんアップされています。
読み聞かせの専門チャンネルもあるため、お気に入りの読み手を探してみるのもいいかもしれませんね。
▼アプリでオーディオブックを楽しむには
●「Audible (オーディブル)」(Amazon.com)
約20万冊、20カテゴリー以上の豊富なラインアップが特徴で、月額1500円のサービスを使えば、ひと月ごとにもらえるコインと好きな本一冊を交換することができます。世界の9カ国で展開していて、海外では一般的なコンテンツとして広まっています。
≫「Audible (オーディブル)」
●「audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)」(株式会社オトバンク)
2007年から株式会社オトバンクが配信を開始した「FeBe」はオーディオブックの先駆的存在で、2018年3月から「audiobook.jp」のサービスを開始。
約27,000本のコンテンツを配信し、オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指しています。1万冊以上が対象となる月額750円で聴き放題のサービスも。
≫「audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)」
●「森のえほん館」(株式会社アイフリーク モバイル)
「森のえほん館」は500冊以上の多彩な絵本が定額で読み放題のサービスです。
『しらゆきひめ』や『シンデレラ』などの世界の童話や、『うらしまたろう』や『ももたろう』などの日本昔話、そしてオリジナルの絵本もあるそうです。絵本は毎月更新されているため、長く楽しめるのもポイントです。
≫「森のえほん館」(株式会社アイフリーク モバイル)
■オーディオブックを利用するには、注意点もある!
ここまでオーディオブックのメリットを見てきましたが、使い方にはいくつかの注意点もありそうです。
▼「ながら読書」に注意!
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耳で聞いているからと言っても、「ながら読書」である以上は、読書だけに集中できるわけではありません。家事をしながら、子どもの様子を見ながら、さらに読書をするというのは結構ハードルが高いことでもあります。「ながら読書」をする場合には、わかりやすい内容の本を選んだほうがいいのかもしれませんね。
また「ながら読書」となるので、子どもを見守るとき、料理するときなど、より気を配る必要があるといえそうです。つい熱中しすぎてしまい、思わぬ事故にも注意しましょう。
▼読み聞かせはママの声も
子どもへの読み聞かせが、子どもの発達においてたくさんの効果をもたらすことはよく言われています。
また親子にとっても大事にしたい時間。このためオーディオブックだけに頼らずに、ママやパパの声での読み聞かせの時間もぜひとってあげたいですね。
▼オーディオブックでの寝かしつけには相性もある?
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商品として発売されているオーディオブックは、声優などプロの声によって読まれていることがほとんどです。子どもによっては、「ママの声じゃないとヤダ」などと、声が受け入れられないという場合もあります。また子どもによっては、静かな中のほうがよく眠ってくれるという可能性もあります。
ここまで、子育て中のママにオーディオブックがおすすめできる理由について見てきました。
家にいる間は、家事や育児だけで一日が終わってしまう…というママも多いとは思います。でも自分自身のスキルアップに、そして息抜きに、さらに子どもたちのためにと、オーディオブックが役立つシーンもあるかもしれません。もしかすると、普段の毎日が少しだけよりよいものになるかもしれません。
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