連載記事:パパママの本音調査
食の相性は結婚の大切な要素なのか!?「夫婦の食の好み」実態調査【パパママの本音調査】 Vol.332
イラスト:鈴木し乃
毎日食べる食事について、「パートナーとその好みが合うかどうか」を重要だと考える人は多いのではないでしょうか。好き嫌いや味付けの種類など、食の好みには、その人が育ってきた環境や地域性など、さまざまなものが反映されると言っても過言ではありません。
今回は、食の好みについて、アンケート結果をもとに考えてみたいと思います。
■パートナーとの食の好み、半数以上は「合っている」と回答
アンケートでは、パートナーと食の好みが合っているかどうか聞きました。その結果「どちらかというと合っていると思う」と答えた人が39.2%で、もっとも多いことがわかりました。
また「合っている」と答えた人とあわせると約55%となり、半数以上の人たちは、多かれ少なかれ、「パートナーとの食の好みは合っている」と考えているようです。
Q.パートナーと食の好みは合っている?
どちらかというと合っていると思う 39.2%
どちらともいえない 18.7%
合っている 16.6%
あまり合っていないと思う 7.6%
合わないと思う 7.6%
その他 3.0%
■結婚において食の好みは大切なキーとなる?
イラスト:鈴木し乃
「どちらかというと合っていると思う」、「合っている」と答えた半数以上の人たち。どのような点で、食の好みが合うと感じているのでしょうか。
「結婚して16年、付き合っているときから味の好みは同じ。だから、いまも奥さんの料理は好き。最近自分が料理することが増えたが、『おいしい』と言ってくれてとても作りがいがある」(神奈川県 40代男性)
「作った夕飯を見ていつも、『これ! 今日食べたかったやつ!』と言われたりする。結婚の決め手が食の好みというのもありましたが、正解でした」(岩手県 30代女性)
「食へのこだわりはもとより、食の相性は大切な要素だと考えています。私は食事を残すことがタブーと考えていますが、妻も同じ考えです」(埼玉県 40代男性)
「これほど好みが同じな男性と出会ったことがないというほど合っています。好きな物から嫌いなものまで同じです」(千葉県 30代女性)
そのほか、「趣味や嗜好(しこう)は違うが、
食の好みだけは合うから結婚生活を続けてこられた」としみじみ振り返るような声も寄せられました。
たしかに、食事は生活と切っても切り離せないもの。好みが合えば、毎回お互いに合わせる、合わせないといった
ストレスがない食生活を送ることができるでしょう。
半数以上のパパやママたちが、パートナーとの食の好みが合っていると答えたということは、それだけ結婚において「食事」がキーとなっていくることがわかります。