■親になった変化4、「だらしない自分からの脱却」タイプ
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食事や掃除、片付けなどの家事全般を含む「生活態度の変化」を実感しているという人も、2割を超えていました。
「昔は好きなときに食べて、夜は眠くなったら寝る感じでしたが、朝起きてご飯を食べる時間から寝る時間まで、すべて子ども中心にまわっています」(鳥取県 30代女性)
「朝起きられるようになりました。若い頃は遅刻ばかりでしたが、子どもができてから5分前行動はあたり前」(岩手県 30代女性)
「子どものことを叱る場面でしっかり叱れるように、まずは自分の行動、生活を律するようになったこと」(埼玉県 40代男性)
ほかにも、「アイロンがけや裁縫、お菓子作りなど、子どもがいなかったらできないままだった」というコメントも寄せられていて、家族のために家事の必要性や大切さに気づくようです。
「子どもがうまれてからすてが規則正しくなり、
そんな自分に私が一番驚いている」という声も。
筆者も独身や夫婦だけのころは、夕食をかなり遅い時間にとったり、休みの日は昼前まで寝て朝ご飯をとらなかったりと、生活リズムはかなり乱れていました。しかし、子どもが生まれてからは、どんなに前の日の夜が遅くなっても
朝は必ず7時までには起きるようにしています。そうした変化に自分自身が一番驚いているというコメントには共感できます。
■親になった変化5、「投資先の配分変更」タイプ
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買い物に出かけても、自分の洋服よりついつい子ども服ばかり見てしまう…そんな方も多いのでは? アンケート結果でも、約2割の方は、金銭感覚や働き方、仕事への考え方が変わったという人がいました。
「結婚して、子どもを授かった時点で、お金に対する意識が変わり、使い道をシビアに考えるようになった」(千葉県 40代女性)
「以前は旅行に行ったり、高価な物を買いあさったり、自分にかけるお金が多かった。子どもが生まれてからは、自分より子どもにかける出費が多く、『この子たちのためならば』と思える自分が一番変わったところだと思う。そんな母親の自分も好きです」(東京都 40代女性)
無理に節約しているばかりではなく、「必要でないものは買わなくなった」と、自然に金銭感覚が変わっていったという人が多いようですね。
■親になった変化5、「仕事人間から家族優先チェンジ」タイプ
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働き方についても、「仕事優先」から「家族優先」へと大きく考え方が変わっているようです。
「仕事は定時で上がるようにし、残りは持ち帰ってやったり休みにまとめてやったりするようになりました。子どもと一緒にご飯を食べたり、話したり、お風呂に入ったりと、家族が最優先になりました」(埼玉県 30代女性)
「子どもがいることで手を抜いていると思われたくない。時間も限られていますが、以前より責任とかクオリティとかの意識は高くなった」(神奈川県 40代女性)
「独身の頃は好きなことを仕事に。今は家族で生きるための仕事」(東京都 30代女性)
子育てと両立できるように、「転職した」、「福利厚生を重視するようになった」という声もありました。さらに、子育てとキャリアを両立できるように、
短い時間でも効率アップして仕事量を減らさないように努力しているという声もあり、それぞれ子育てと仕事との兼ね合いに工夫しているようです。