「いや」。
そう一言発したきり、きゃん太は全く私に近寄らず目も合わせてくれなくなってしまいました。
つらい…。
突然見た目が変わった母親に戸惑いが隠せなかったのか、
それとも、知らないオバサンがいきなりやってきてママの座に居座ろうとしているとでも本気で思ったのでしょうか?
きゃん太、私だよ…ママだよ…!!
しかしその後…
今気づいたみたいな口ぶりでやっとママと呼んでくれました。
それからは何事もなかったかのようにいつも通りベタベタしてきて、いったいこの数時間は何だったのでしょう…。そんなに受け入れるのに時間がかかることだったのでしょうか…。
しかし全力で拒絶されたように聞こえた重みのある
「いや」。
それが今も思い出す、言われてショックだった言葉のひとつです。
ちなみに現在もきゃん太は時々「ママ、髪のばしたらもっとかわいいんじゃない?」と言ってきます。単純にロングの女性が好みなのでしょう…。
子どもに言われてショックだった言葉、うれしかった言葉