連載記事:パパママの本音調査
令和時代「親が子どもに望むこと」調査。1位は“失敗しても立ち直る力”【パパママの本音調査】 Vol.338
■令和キッズに望むこと2、「自分で道を切り開く力」
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2番目に多かったのは、「自分の力で道を切り開けること」でした。
「子どもたちには、何でもいいので『これ!』と見つけたら、遠回りでもいいから貫いてほしい」(愛媛県 30代女性)
「なんでも
チャレンジしてほしい。親としては、心配になるところをぐっと我慢し、子どもを信じて見守っていきたい。
でも、困ったことがあったら相談してほしい」(富山県 40代女性)
「考えて実行して、評価してまた実行してと、自分の力で前に進む勇気と決断力を持ってほしい」(神奈川県 40代女性)
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そのほか、「周りに流されることなく、
自分の思いを貫けるような強い人になってほしい」という意見もありました。
親からみて「こんな人になって欲しい」という願いはもちろんあるでしょう。でもその願いと同じ、もしくはそれ以上に、「自分はどうしたいのか」をしっかり考え、そして行動する人になってほしいという思いがあるようです。
また、「勉強ができる頭がいい子ではなく、
生き抜いていける頭のいい子になってほしい」という声も。自分の進むべき道を見つけ、その道を切り開いていく、そうした強さを子どもたちに身に付けてほしいと思っているパパやママが多いようですね。
■令和キッズに望むこと3、「他人と協調して生きる力」
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「人は1人では生きていけないから、必ず人との関わりは出てきます『見極める目』を持ってほしい。いい仲間を作ってほしいですね」(神奈川県 50代男性)
「仲間と協力すること、
人を思いやる心を持てる優しい人間であってほしい。
自分だけでじゃなく、誰かが失敗したら助けてあげれる人になってほしいです」(北海道 30代女性)
これまで見てきた回答とは異なり、自分だけでなく、周りの人とのかかわりを重視している親からのコメントが多くありました。
■令和キッズに望むこと4、「多様性のある社会で活躍できる力」
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「これからの子どもは世界と対等に戦っていく必要があるので、いい意味でズルく立ち回れるスキルを身に付けてほしいと思います」(神奈川県 50代男性)
「日本国内に留まらず、いろいろな世界を見てほしい。価値観や文化の違いなどがあるなかでも自分を見失わず信じる未来に向かってくれたらと思っています」(神奈川県 40代女性)
またほかには、「これから進むAI化をうまく使い、日本だけでなく世界の一員として大きく羽ばたいてほしい」という声もありました。「グローバル社会」という言葉を聞くようになり、もう何年もたちます。これからの子どもたちは、さらに海外でも活躍できる力を身に付けてもらいたいという思いを抱く親もいるようです。