連載記事:パパママの本音調査

令和時代「親が子どもに望むこと」調査。1位は“失敗しても立ち直る力”【パパママの本音調査】 Vol.338



■令和キッズに望むこと5、「あたり前の幸せな社会」

令和時代「親が子どもに望むこと」調査。1位は“失敗しても立ち直る力”【パパママの本音調査】  Vol.338

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寄せられたコメントには、「平成が終わったから」、「令和になったから」ではなく、子どもたちにはいつの時代でも元気いっぱいでいてほしいという内容も多く見られました。
「幸せになってほしい、幸せでいてほしい。時代は変わっても親が子どもの幸せを願う思いだけはずっと変わらない」(神奈川県 40代女性)

「健康で平和に暮らしていってくれれば、それでいいです。これだけで充分です」(福島県 40代女性)

「いまを精一杯生きてもらいたいです。今ある平和を大事にしてもらいたい。当たり前に感じていることがあたり前ではなくなることもあるのだから」(奈良県 40代女性)

「子どもたちが健康であること。世の中が平和であること」、いまさらながらあたり前で、そしてとても大切な願いに気付かされるとともに、あまりに多くを子どもに求めすぎてないかという戒めにもなりそうな声です。あらためて身が引き締まる思いになります。


■令和ママ、パパはどう子どもと向き合うべきか

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それでは、親自身はどのようにあるべきなのでしょうか?
「子どもにどうのこうのではなく、まずは親、大人が変わらない限り子どもも変わらない。親の背を見て子どもは育つと言うように、自分も含めて大人がもっとちゃんと生きたい」(三重県 40代女性)

親が生きてきたなかで大切に培ってきた価値観、そして変わりゆく時代に対応するために親自身も変化していく必要があると感じる価値観。AIの登場によって、今後はますます時代の変革が激しくなり、親が子ども時代に常識だったことも、変わっていく可能性があります。

そんなときにはガチガチの頭で子どもを押さえつけるのではなく、多様性を受け入れながら、従来の考え方にしばられずに、柔らかい頭で対応していきたいとも思います。

ワンオペ育児だったり、三歳児神話といった昔ながらの価値観がまだ残っている育児、そして男性の育児休暇取得が進まない会社といった価値観については、いまの親世代が子どもに残さないようにしたいことのひとつではないでしょうか。

最後に、こちらのコメントも紹介したいと思います。
「健やかに、豊かに、人生を生きてほしい。そのために、自分を磨く努力をし、結果を残し、人生の終わりに『良かった』と言える人生であれば、それでいいと思う」(愛媛県 40代女性)

はたして、自分は子どもにどんな人生を送っていってほしいのか…。
時代が変わっても変化しない思い、そして新しい時代だからこそ親も見つめ直したいこれからの子どものこと。「令和キッズが大人になったとき、どんな社会になって欲しいのか」未来に思いを馳せてみること。それは、もしかしたら親も今一度、自分の生き方も考えてみるチャンスになるのかもしれませんね。
令和時代「親が子どもに望むこと」調査。1位は“失敗しても立ち直る力”【パパママの本音調査】  Vol.338

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Q.令和時代を生きる子どもに親が望むことは?

アンケート回答数:4908件
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