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コミックエッセイ ふたごむすめっこ×すえむすめっこ

双子出産、赤ちゃんの世話できない…“母親失格”と怯えた、あのときの私へ【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第35話】

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■母親失格だと思った当時の私に言ってあげたいこと


双子出産、赤ちゃんの世話できない…“母親失格”と怯えた、あのときの私へ【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第35話】

出血が多く、貧血が治っていなかった私。こんな体の状態では子どもの世話どころではありません。当然のことです。

双子出産、赤ちゃんの世話できない…“母親失格”と怯えた、あのときの私へ【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第35話】

赤ちゃんをまともにお世話できない自分がふがいなくて…。もう産んでから3日もたっているのに抱っこしてミルクすらもあげられない自分を呪いました。ほんとうに悔しい思いでした。たった1人の子も満足に世話ができなくて、私は双子の母親失格だとさえ思いました。

でも子どもを産んでから6年近くたちますが、当時を振り返ってみると、こんな状態でお世話をすることの方が到底無理だと思うのです。初めての出産、育児で相当気負っていたのでしょう。

当時の私に、いまの私が声をかけてあげられるとしたら

双子出産、赤ちゃんの世話できない…“母親失格”と怯えた、あのときの私へ【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第35話】

そう言ってあげたいです。「だから心配しないで。いまはゆっくり休んでね…」と。

妊娠、出産、育児。どれも思い描いていたものと違う方向へ進み、悩んだり、傷ついたりすることがあると思います。

子が大きくなってから思い返すと、ささいなことだった、あんなに悩む必要はなかったのにと思うことが多々あるのですが、それほど当時は一生懸命に子どもに向き合っていたんでしょうね。

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