コミックエッセイ:ゆるっとはなまる育児
ついに登園拒否からの脱却! 母が息子に伝えた大切な言葉とは?【ゆるっとはなまる育児 第18話】
こんにちは、はな@まるママです!
今回もまた
前回に引き続き、まるの幼稚園登園エピソードを書いていきたいと思うのですが…第4回目の今回でこのお話も一段落となります。
朝の登園準備で大泣き大暴れ…
何とかまる本人の気持ちが前向きに身支度をして家を出られるようにと色々と対応策を講じたものの、空回り…
いよいよ何の策もなくなり、大泣きのまるを担いでバスの送迎場所へと運ぶ日々が数日続きました。
そこから何をきっかけに、まるが泣かずに幼稚園へ行けるようになったのかというと…
■息子の気持ちの本質に行き着いた母
幼稚園に通い始めて3週間目の、ある日の夜に…
新しい環境に戸惑いもあるだろうし、朝は大泣きだし…それでも園に行けば楽しくお友達と遊んで過ごせてる様子で、本当は遊ぶこともお歌も好きなのに。
本当は好きなものや楽しいものを全部“だいすきじゃない”と言うほど、朝、幼稚園へ行く時の寂しさが勝ってるのだろうかと思うと、
何だか胸がぎゅーっとなるような切ない気持ちになりました。
その夜、まるが眠ってから、どうしたものかと考え始めた私でした。
ノートにまるの言葉や自分の気持ちを書いて整理する中で、ふと気付いたことが…
『まるは“寂しい”と思っているんだよな…』ということには気付いたけど、
まるの口からはっきりとその言葉が出てきたことはなくて、私の方も何となく、あえてそれをまるに
意識させない方が良いと思っていたのかもしれません。
言葉にして『寂しいよね』と受け止めた事はなかったのです。
これまでまるを送り出すために私がしてきたことが、
『寂しい気持ち』の本質から目をそらすためのごまかしだったように感じられて目が覚めた気分でした。
もちろん、楽しい事やちょっとしたご褒美作戦で、朝の寂しさが紛れて泣かずに幼稚園へ行けるようになる子だっていると思うし、その方法が間違いだとは全く思わないのです。
ただ、この時のまるにとってはそうじゃなかったんですね。
きっと一番大切なことって…