コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
帝王切開で取り出された我が子、初めて見た夫の反応とは⁉︎【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.3】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!
ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。
今回は、初めての出産で帝王切開をした時のエピソードを描きたいと思います。
初めての妊娠で、私は出産予定日の約1週間前の明け方に高位破水をしました。
そしてその日の夜に陣痛が始まりました!
そのまま普通分娩をする予定でしたが、産道が狭く胎児が降りてこなかったため、陣痛でいきんで胎児の脳にダメージがいく事態を防ぐために、無痛分娩に切り換え。
それでも胎児は降りてこなかったため、そのまま帝王切開になりました。
陣痛に苦しんだ数時間がウソのように、手術が始まって十数分後…ついに我が子と対面!
手術に立ち会った夫・クリスはそれを見て…
「青い!!」
…と思ったそうです。
いや、もちろん、真っ青ではないんですけども(笑)
紫っぽいというか、とにかく新生児の肌の色にびっくりした様子。そして、そんな我が子を別室に連れて行こうとするお医者様たちに対して…
と、大慌てで訴えかけました。それを制してくれたのが、麻酔科の先生。
その言葉にクリスはようやく落ち着きを取り戻しました。そして、無事にチェックを終え、綺麗に体を拭いてもらった我が子を、再び麻酔科の先生がクリスの元に連れて来てくれました。
…少しは落ち着いたものの、まだ新生児の肌の色のショックから抜け出せていなかったようです(笑)。その後、私も手術室から出て、お部屋でしばらく我が子と過ごしていると、徐々に慣れていきました。
少しだけぎこちないものの、すっかりパパの顔になりました。そしてその翌日、病院の廊下を歩いていた私たちは、偶然にも麻酔科の先生に出会いました。
先生は、我が子を抱っこするクリスを見てそう言いました。
するとクリスは…
ドヤ顔でこう言ってみせたんです!!(笑)
あとで聞いたところによると、この時は我が子のかわいさで頭がいっぱいで、あんなに手術直後に取り乱していたことをすっかり忘れていたとのこと。先生はそれでも「よかったね」とだけ言ってくれました。
帝王切開に関わる皆さんは、こんなパパの反応には、ひょっとしたら慣れっこなのかもしれません…(笑)
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