■家に残された私ができること
息子とふたりきりで残された私は、
「せめて家にいて女房と子どもを守ろうって気はないのか!」
と、はらわたを煮えくり返らせながら
防災リュックを整理。
黙々と作業していると…
冒険心が強く、危険を冒して開拓してきた男に対し、住みかと子どもを守るために危機感を持って判断してきたのはいつも女…?
ふとそんな考えが頭をよぎりました。
だから災害時はいつも母ちゃんががんばれってこと?
それでは困るんですけど!
■家族で一番頼りになるのは
結局、大雨洪水警報が出ていましたが夜だったこともあり、いつでも避難できるように準備して寝ることにしました。
まぁいざとなったら旦那は自分でなんとかするだろうし。
私はきーちゃんを守ろう。
寝室に行くと、雨風の音もなんのその。息子がスヤスヤと眠っていました。
きーちゃんにとってはほぼはじめての台風でしたが、そんなのお構いなし。
なんだろうかこの安心感。逆に守ってもらっているような…。
その安らかな寝顔を見てはじめて、自分が
過度に緊張していたことに気がつきました。
家で一番頼りになるのは、実は子どもなのかもしれませんね。
■家族で決めておきたい、災害時の行動
台風が過ぎ去ったあと、旦那が帰ってきました。
こっちも取り乱して悪かったと仲直りをし、あらためて災害時にはどう行動するかなどを確認しあいました。
いざというときに慌てないために、ふだんから家族と災害時のことを話しておけると良いですね。
「夫婦喧嘩」してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談