コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
2人目の出産、上の子はどうする? 不安なママに伝えたい「なんとかなる!」の精神【コソダテフルな毎日 第137話】
23時過ぎに病院に到着して、実際に次男が生まれたのは夜中の2時前でした。
生まれた次男を見て、しばらく様子を見てから夜中の3時に眠っている長男を倉庫から拾って夫は帰っていきましたとさ。
■転勤族のママは出産時、上の子をどうしてる?
私と同じような転勤族で、里帰りせずに2人目以降を出産したママ達は上の子をどうしていたのかというと、
社宅に住んでいた友人は、同じく夜に産気づいたのもあり、家族ぐるみで仲良くしていた家庭に上の子を預けて、ご主人と2人で病院に向かっていました。
こと出産となると実家に頼るしかないイメージですが、まさに遠くの親より近くの友人。
助け合いの精神でお友達に助けてもらって乗り越えられると心強いですよね。
夫に立ち会ってもらいたいかどうかで選択肢は変わってきますが、特に立ち会ってもらわなくてもいい派のママは、
ご主人には子ども達と一緒に家に寝ておいてもらって、自分1人でタクシーに乗って病院に向かい産んだという人もいました。
■理想のバースプランとは遠い出産をどう受け止めるか
どういう出産をしたいか、という「希望」はそれぞれ違うと思います。
私も、一番理想的なバースプランとしては
・慣れ親しんだ病院で
・夫に立ち合ってもらって
・なんなら子どもにも立ち合ってもらって
・産後は個室に入りたい
などいろいろありましたが、実際は全然理想通りにはいきませんでした。
上の子をどうするかでバタバタしましたし、
夫の立ち合いは最後の一瞬だけでしたし、
全然いきみたくないのになかば無理やりお腹を押されて押し出され、
会陰が裂けまくり、
いっちばんゆっくりしたい時に朝まで硬い分娩台の上で待機するしかありませんでした。
はっきり言って理想とは程遠い出産で、しばらくは不完全燃焼な気持ちをぬぐえなかったのですが、時間が経つにつれて気持ちの整理がついてきました。
たとえ理想通りにいかなかったとしても、一番ブラしてはいけない最終ゴールは、
「わが子が無事に生まれること」ですよね。
自分の希望とはかけ離れてはいましたが、次男が無事に生まれてきてくれたことでもうすべてオッケー!
万々歳だな!!
という着地点で落ち着きました。