ミシンに慣れていない人でも『レッスンバッグ』は簡単に作れるアイテムです。手作りレッスンバッグのメリットと、どのようなデザインがあるかについて学びましょう。また、生地を選ぶときのポイントや基本の作り方についても、詳しく紹介します。
レッスンバッグを手作りするメリット
幼稚園の入園バッグや習い事には『レッスンバッグ』が欠かせません。レッスンバッグを手作りするとなると時間や手間はかかりますが、温かみが生まれます。手作りならではメリットをチェックしてみましょう。
好みのデザインで作れる
レッスンバッグを手作りすることのメリットは、何といっても『好みのデザインで作れる』という点です。
見た目にはシンプルなレッスンバッグですが、デザインや縫い方にこだわれば世界に1つのオリジナルバッグが完成しますよ。
子どもの好きなキャラクターの布や、柄の配置を自由に決められることが手作りならではのうれしい特徴です。
材料を選べば安価に済ませることも
自分で作ると材料費が高くついてしまうのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか?
レッスンバッグの材料のほとんどは、実は100均でそろえられますよ。
レッスンバッグを長く使うために、生地やチャックなどは多少値が張ったとしても丈夫な物を購入すべきですが、裁縫道具やボタン・マジックテープは100均や手芸店を利用しましょう。
やんちゃな男の子など、作ったレッスンバッグがすぐにダメになってしまいそうなときにも材料費が抑えられれば安心ですね。
レッスンバッグを手作りしよう
子どもが生まれるまではなかなか裁縫の機会がなかった人も多いのではないでしょうか?初めての人であってもレッスンバッグは簡単に作れます。材料選びのポイントをチェックしてみましょう。
裏地・マチの有無などバッグの種類
一口に『レッスンバッグ』といっても、その種類はさまざまです。
一概に「このレッスンバッグが使いやすい!」ということはないので、『どんな目的で使用する物か』を明確にさせてから種類を決めましょう。
例えば、ピアノのレッスンバッグの場合には、楽譜やファイルが曲がらないように『マチなし』の方がおすすめです。水筒やお弁当など、かさばる物を入れるときには『マチあり』の方がよいでしょう。
また、サッカーやバレエなど、汗をかいた衣類や汚れた靴をしまう場合にはバッグそのものが汚れてしまわないよう『裏地あり』のレッスンバッグが長く使えます。
マチや裏地の有無は些細な違いのように感じられますが、使い勝手が大きく変わるポイントです。
レッスンバッグの使い道を明確にしてから材料をそろえましょう。
素材の選び方
いざレッスンバッグを作ろうと思うと、何よりも気になるのは『素材』や『生地』ではないでしょうか。
レッスンバッグに使える代表的な『素材』は、以下です。
- ブロード・シーチング
- オックス
- キルティング
- 帆布(ハンプ)
『ブロード・シーチング』『オックス』は、平織の定番ともいえる素材で、初めての人でも扱いやすいことが特徴です。
また、素材に膨らみがあり丈夫な『キルティング』も、レッスンバッグとして使いやすいでしょう。