離乳食はいつから始めるもの? 開始から完了期までのポイント
離乳食を進めていく上での注意点
離乳食を進めていく上では、いくつかの覚えておきたい注意点が存在します。うっかりミスで大切な子どもの体に負担をかけてしまうことのないように、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。
初めての食材をあげるとき
子どもに初めての食材をあげる際は、できるだけ『平日の午前中』の時間帯に、『1種類ずつ与える』ようにしましょう。
『平日の午前中』を選ぶのは、万が一アレルギーなどの反応が出た場合、すぐにかかりつけ医を受診できるようにするためです。
また、『1種類ずつ与える』のは、初めての食材をいくつも同時に与えた場合、仮に体調が悪化したとしても、どれが原因なのかを突き止めることが難しくなるからです。
食物アレルギーは、多くの場合摂取後2時間以内に症状が出るとされています。初めての食材を与える際は、食後2時間は自宅にいられるタイミングを選ぶとより安心できそうですね。
冷凍テクなど無理をしすぎないことも大切
離乳食をスタートしたママの中には、『子どもの体によい離乳食』『手をかけた愛情たっぷりの離乳食』にこだわるあまり、離乳食作りそのものにストレスを感じてしまう人が少なくありません。
しかし、子どもにとって大切なのは、栄養満点で手の込んだ離乳食よりも、大好きなママの笑顔です。冷凍テクなどを駆使しながら、無理のない範囲で離乳食作りを楽しみましょう。
スタート時期を見極めておいしい笑顔を
離乳食の進め方について、たくさんの疑問や不安を抱えているママは多いものです。子どもが大切であれば大切であるほど、「失敗できない」とついつい思い詰めてしまうのでしょう。
離乳食には、『ゴックン期』『モグモグ期』『カミカミ期』『パクパク期』の4つの段階があり、体の機能が整うのに合わせ、食材の種類や固さを変えながら通常食へとステップアップしていきます。アレルギーやステップアップのペースなど、心配事は尽きないかも知れませんが、離乳食の進み方や体質には個人差があるので心配はいりません。
冷凍テクなどを上手に活用しながら、離乳食期ならではのステキな思い出をたくさん作っていきましょう!
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