2019年9月29日 15:00|ウーマンエキサイト

離乳食はいつから始めるもの? 開始から完了期までのポイント


3回食に突入! カミカミ期のポイント

離乳食はいつから始めるもの? 開始から完了期までのポイント

続く『カミカミ期』では、いよいよ3回食に突入します。食事のタイミングは大人に近付きますが、だからといって何でも自由に与えてよいというわけではありません。カミカミ期ならではのポイントをしっかりとチェックしていきましょう!

3回食に挑戦するタイミングは、離乳食開始からおよそ5カ月後、一般的には生後9カ月頃がおすすめです。


歯茎で噛むためのメニュー


カミカミ期の子どもに必要な1回あたりの食事の目安量は、以下のようになります。

  • 粥:90g、または軟飯:80g
  • 野菜:30~40g
  • 魚:15g、または肉:15g、または豆腐:45g、または卵:全卵1/2個、または乳製品:80g
この時期になると、子どもは食べ物を歯茎で噛めるようになっています。お粥は5倍粥~軟飯に、おかずは歯茎で潰せる程度の固さを基準に用意してあげるとよいですね。

また、カミカミ期は、食べる量が増えてきて離乳食作りが大変になるタイミングでもあります。毎食1から丁寧に作るのもよいですが、上手にアレンジを利かせてお手軽調理を楽しみましょう。

例えば、スープを『おじや』『うどん』にアレンジしたり、片栗粉でとろみをつけて餡にしたりといった方法に挑戦するのもおすすめです。残り物を活用しながら簡単にレパートリーを増やせますよ!

3回食の母乳・ミルクのバランス


3回食に慣れてくると、「母乳・ミルクはやめた方がよいのでは?」と不安に思う人もいるでしょう。

考え方には諸説ありますが、母乳・ミルク共、食後は子どもが欲しがるだけ与えて問題ありません。


食後以外のタイミングとしては、母乳は子どもが望むタイミングで自由に、ミルクは昼食と夕食の間に1回と、寝る前の1回の、合わせて2回までが推奨されています。

「そうはいっても、できるだけ早く母乳・ミルクは卒業させたい」と思うなら、赤ちゃんせんべいなどのおやつや麦茶・白湯などを活用するのもよいでしょう。

子どもが不安にならないよう、上手にステップアップできるとよいですね!

もうすぐ終了! 離乳食完了期

離乳食はいつから始めるもの? 開始から完了期までのポイント

カミカミ期の3回食を通じて、大人と同じ物が食べられるようになってきたら、とうとう最終段階『パクパク期』に突入です。

この段階の子どもは、必要な栄養素を全て食事のみで補える状態にまで成長しています。
そんな離乳食最後のステップを無事に通過するためのポイントをチェックしていきましょう!

パクパク期のメニュー


パクパク期の子どもに必要な1回あたりの食事の目安量は、以下のようになります。

  • 軟飯:80g、またはご飯:80g
  • 野菜・果物:40~50g
  • 魚:15~20g、または肉:15~20g、または豆腐:50~55g、または卵:全卵1/2~2/3個、または乳製品:100g
この段階にもなれば、薄味でやわらかい食品に限り大人の食事から直接取り分けて食べることも可能です。

手づかみで食べるのが楽しい時期なので、細かく切った野菜を混ぜたおにぎりや肉団子・お好み焼きなどの持ちやすい形で用意すると、より楽しく食事の練習ができますよ!

パクパク期から完了までの進め方


パクパク期も順調に進行していくと、「どのタイミングで離乳食が完了したと判断すればよいの?」という疑問を持つ人は多いでしょう。

子ども個人の特性にもよりますが、一般的には『形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギー
や栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態』になったら離乳食完了と判断できます。

月齢としては1~1歳半が目安ですが、個人差があるのでこの範囲に収まらないからといって心配することはありません。

また、母乳やミルクを飲んでいる間は離乳食完了とはいえないと考える人もいますが、離乳食の完了に母乳・ミルクの要不要は関係ありません。たとえ母乳やミルクを継続していたとしても、ご飯を1日3回、おやつを1日2回』しっかりと食べられるようになったらがしっかり取れていれば離乳食は完了と考えましょう。


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