コミックエッセイ:子育てログ!リンゴ日和。
迷子の私を探して流産しかかった母 親となった今、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいに…【子育てログ!リンゴ日和。 第17話】
私が幼い頃私の母は、仕事をフルタイムでこなし、祖父母に助けられながら、日々家事育児をこなしていました。忙しいぶん、すべて完璧というわけではありませんが、頑張って毎日働いている背中をいつも眺めていたのを覚えています。
そして、忙しいながらも休みの日は色々な場所へ遊びに連れて行ってくれた母が大好きでした。
…しかし、私が幼い頃、ある事件がおこりました。初夏のころ、山が隣接しているとても広い公園で私は迷子になってしまったのです。
■妊娠中の体で探してくれた母
![母「えっ、いない!」](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FWoman_woman%252F2019%252FE1568786838308%252F1568787894_2.jpg,small=1200,quality=90,type=jpg)
そのとき母は私の弟を連れており、お腹の中には赤ちゃんがいました。まだ安定期ではなかったのではないかと思います。無理してはいけないのに、母は弟といっしょに坂道をのぼったりくだったり、たくさん歩いて私を探したそうです。
![母「どこにいるの、どこ?」](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FWoman_woman%252F2019%252FE1568786838308%252F1568787894_3.jpg,small=1200,quality=90,type=jpg)
さんざん歩いて、アイスの棒で地面に落書きをしている私を母がみつけてくれました。