コミックエッセイ:4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家
不登校のその先へ…子どもが自信を取り戻すために必要なこと【4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 Vol.53】
少し前にわが家の不登校体験記として、子どもが不登校になったら親としてどんな対応をしたか、どう考え受け入れたのか、というお話を描きました。
今回は不登校を受け入れた先に、どう過ごしていくかの選択肢について書いてみました。
不登校の親の会をやってきていろんな方とお会いして思ったのですが、不登校になってからの子どもはどういう行動が多いかというと、勉強してみたり家の手伝いをしたりするのも最初だけでそのうちただゴロゴロしてゲームや動画などで時間を潰す子が多い印象です。
そして昼夜逆転する子も。わが子も一時期そうでした。
親はわが子の心の傷を感じてとりあえず休ませないとと思うのですが、そんな状態が続くとどうしても不安が頭をよぎります…。
学校以外の居場所がみつからない…!
少し落ち着いた後は、学校以外の居場所を探したりしますが、なかなか良い(合う)ところが見つからずどこにも行けない場合も多いでしょう。
不登校の子どもの受け皿が少ない&合うところがない
というところにたどり着くのではないでしょうか。
学校に苦手意識を抱えて行けなくなる…勉強や人間関係につまづいて傷を抱えてる子どもに対して、適応指導教室などは学校に戻すための学校簡易版みたいな機関だったり、フリースクールもお金がかかったり近くに無かったり、そもそも子どもがどこにも行きたがらない、などなど…。
不登校の子どもの受け皿が少ない&合うところがないのは常々親の会で出る悩みでした。
で結局どう過ごしてるか聞くと…
やることがないからゲームや動画で過ごしてるという子の多いこと。
対してそれをやめさせないとと思っている方も多かったです。
ここで好きなことがある子はそれをとことんやればいいと思います。(わが子も絵が好きで描きまくって現在イラストレーターとして働いています)
でも…なにも好きが見つからない子はどうしたら…
親が何か新しいことに誘ったりしていろいろ経験できる子は良いですが、それすら拒否し家から出ない、出れない子もいるでしょう。