コミックエッセイ:こどもと見つけた小さな発見日誌

子どもが急に金魚を連れて帰ってきても大丈夫! 簡単でお金のかからない「金魚の飼い方」とは?【こどもと見つけた小さな発見日誌 Vol.8】

こんにちは! モンズースーです。
今回は、簡単でお金のかからない金魚の飼育方法のお話です。

子どもが急に金魚を連れて帰ってきても大丈夫! 簡単でお金のかからない「金魚の飼い方」とは?【こどもと見つけた小さな発見日誌 Vol.8】


突然、飼育する水槽が必要になるとき

秋祭りで子どもがとった金魚やおたまじゃくし、ザリガニなど、
突然、飼育する水槽が必要になるときってありますよね。

虫なら最悪、緑のあるところに逃がすこともできますが、
水中の生き物は簡単に逃がすこともできません。

私が便利だと思ったのは「発泡スチロール」

そんな経験を何度かして、
私が便利だと思ったのは「発泡スチロール」。

大き目で、できるだけキレイな発泡スチロールを用意しておき、水で洗って使っています。
(洗剤で洗ってはダメですよ!)

少し場所はとりますが、軽いのでひとつくらいなら常に保管しておくのも難しくなさそうだし、
急なときも、水槽より手に入りやすいと思います。

それと、金魚の飼育にはカルキを抜いた水が必要ですが、
水道水のカルキを抜くには何時間もかかってしまうので、すぐに使いたくても使えません。

観賞魚用のカルキ抜きも販売されていますが、夜のお祭りの後で手に入れるのは簡単ではありません。
そんなときは、キレイな雨水を使ったり、一部のミネラルウォーターを使って代用していました。


めんどうな管理は必要なし

電気が必要な機械なども必要ありません


掃除の必要もなく、エサも毎日あげなくても大丈夫でした

私は発泡スチロールを軒下に置いて飼育しているのですが、
雨が適度に入るので、ほとんど水を足すことがなくラクです。

台風など雨の多い日は水があふれて金魚が出てしまうといけないので、
発泡スチロールにフタをすることもありましたが、
汚れた水をくみ上げ、水道水のカルキを抜いた水と入れ替えるなど、めんどうな管理は必要なし。

屋外なのでライトも必要なく、酸素は水草が出してくれるので、
電気が必要な装置なども不要です。

掃除もしなくてよく、エサも毎日あげなくても大丈夫です。

発砲スチロールにもデメリット

でも、発砲スチロールにもデメリットはあります。

まず見た目があまりよくないです。
そして、外に置くことで劣化し割れたりする危険性もあるようです。

なので、飼育を始めてから、もう少しお金をかけられるのであれば、
トロ船や見た目もキレイな睡蓮鉢などに変えるのもいいと思います。

あと、金魚を同じ発砲スチロールに何匹も入れるとすぐに水が汚れてしまい、
金魚にとってよくないようなので、たくさんは入れない方がよいみたいです。

わが家の場合、最初は発砲スチロールと水だけでしたが、
少しずつ手を加え、最終的にこんな感じで1匹づつ飼育しています。


ズボラな飼育方法

アナカリスやミナミヌマエビは安価なうえ、どんどん増えるので、
ほかの生き物を飼うときも役に立ちました。

また、猫や鳥などが来る場所は、猫除けのネットなどを上にかぶせておくと安心です。
それと白い発泡スチロールの場合、日が当たりすぎると水が緑になってしまうので、
うちは半分、日よけのフタをしています。

お祭りの金魚たちは、あまり元気じゃないことが多いです。
どんなにいい環境でも、残念な結果になってしまうこともありますが、
できるなら元気に大きくなってほしいですよね。

飼育方法はいろいろあり、
住んでる地域などによっても違うと思います。

しかし、うちの金魚は、このズボラな飼育方法で元気に育ち、
一番、古い金魚は5年生きています。

もし急に金魚を飼うことになって困ったときは、
「発砲スチロール」という方法もあることを思い出してもらえたら、と思います。


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