コミックエッセイ:笑いあり涙あり 男子3人育児
まさか絵本でこんなに泣くなんて…! 涙が止まらなくなった絵本に気づかされたこと【笑いあり涙あり 男子3人育児 第52話】
ぅおいぃ!!
こっちで泣かすパターンかいっ!!
意外なフェイントに完全にハマって涙が止まらない…
泣かせたかったんじゃなくて、お母さん泣いちゃったらどうしよう?と心配していた長男。
(でも敢えて読み聞かせてくるんだ…)
もう…相変わらず、長男の何気ない涙腺破壊発言にはかないません。
ちなみに『ちいさなあなたへ』は、赤ちゃんだったわが子が母になり、そして更に子育てを終えて老いていくまで、母から子へ、絶え間無く受け継がれていく愛を表現したものなのですが、自分で声に出して読んだら一気にこみ上げてくるものがあって最後まで読めませんでした。
うちは男の子しかいなくても自分の母のことを思って泣けました。女の子のお母さんはおそらく中盤までには涙でページが見えなくなることと思います…。
この2冊を通して、
子どもの成長の先に見えてくる自分たちの老いについて、つなげて考えたことがなかったので、絵本の内容は真正面から心に突き刺さりました。
何よりも胸が苦しくなったのは、
こんなに大変で、でもたまらなく幸せで愛おしい子どもたちとの時間を、ワタシもいずれ忘れてしまうのかもしれないということ。
今、正直1人の時間がもっとあったら…と、つい思ってしまいます。
でもこの賑やかな声が懐かしくなる日がくる。
そして、その声を思い出すことすらできなくなる日も…
育児絵日記を描き始めて3年以上経ちましたが、こうして日々のちょっとしたことを少しずつでも綴っていくことの意義を、ふと考えました。
これまでは将来の子どもたちに読んでほしい…と思っていたけれど、これからは
自分自身のためにもできる限り子どもたちの忘れたくない一瞬を捉え続けていきたいという思いが強くなった日でした。
小学1年生の息子に、おやつを使って算数の問題を出してみたら……かわいらしい結末に!【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.77】