コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
重症化の恐れも…! 0歳6ヶ月の息子が「RSウィルス」で入院した話【今日もゆる育児日和 Vol.10】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。中川マナです。
10月に一時帰国したとき、普段のセブに比べて空気が乾燥していることを感じました。これから寒くなっていくにつれ、風邪が流行りはじめますよね。
今回は息子が生後6ヶ月のときにRSウイルスにかかってしまったときのお話です。
■娘の保育園で流行る「RSウイルス」にヒヤヒヤ
当時、息子0才6ヶ月。娘は3才になったばかり。私たちはまだ日本にいて、娘は保育園に通っていました。ちょうど11月頃だったのですが、保育園のお知らせ欄には
RSウイルスの感染者が出ているという張り紙が。
気がかりではあるものの、息子を連れての毎日のお迎え。鼻水の出ている子や、咳をしている子を見かけると神経質になりましたが、予防以外にはできることがなく…。
そんなある日、娘が風邪をひきました。
ドキッとしましたが、微熱程度で、1日お休みしたら回復。
よかった~、と安心して保育園に送り出した翌週、息子が発熱します。
■気をつけていたものの、やっぱり感染…
かかりつけの病院に連れて行くと、診察で呼吸を聞いたのちすぐ検査をしてくれました。風邪かな…?と思ったけれど診断結果は
「RSウイルス」。
「0才児でRSウイルスにかかると重症化しやすいので、入院も視野に入れて様子を見ましょう」という先生の言葉にショックを受けつつ、その日は病院で吸入を行い薬を処方されて帰宅します。
先生から「この月齢は急変することがあって、呼吸器のことは命に関わるから」と連日連れてくるよう言われ、毎日診察に行きました。
次の日にはレンタル吸入器を渡され、朝夕に自宅での吸入を指示されました。
小型の吸入器は勢いがないため処置に時間がかかり…、嫌がられてまいりました。
■目の不自由な夫と3才の娘を残し…息子入院
息子はもともと穏やかな赤ちゃんで、RSウイルスにかかってもさほどグズることはありませんでした。
しかし、次第に胸とお腹が大きく上下するような呼吸になり…。
RSウイルスと言われて3日目、ついにかかりつけの先生に「紹介状を書くのですぐ入院の準備をしてください」と言われてしまいました。
夫は目が不自由で、娘は3才になったばかり。実は9月に娘が1週間ほど入院して、そのとき本当に大変だったので、できれば入院は避けたかったのですが…。