コミックエッセイ:今日もゆる育児日和

重症化の恐れも…! 0歳6ヶ月の息子が「RSウィルス」で入院した話【今日もゆる育児日和 Vol.10】


■看護師さんの姿と穏やかな息子に励まされた入院生活

病棟の看護婦さんに「あら、今度は赤ちゃんが?」と声をかけられ「また入院になってしまった」と実感が湧いて改めてショック。

この前娘が入院したばっかりなのに…

案内されたベッドは転落防止のために檻のような柵がついています。

娘の入院時もそうだったし、安全のためなのですが、この中に入っていないといけない我が子が可哀想で泣けてきます。

そんな中、何が救いだったかというと、看護師さんたちの奮闘する姿と、変わらず穏やかな息子。


「お母さんも休めてる~?」と言ってくれる看護師さん天使!
看護師さんの気遣い、プロフェッショナルな仕事ぶりに励まされ、勇気づけられました。

息子はというと、1日数回吸入する必要があったのですが、グズることもなく自分で吸入器を口に当ててくれました。

赤ちゃんだし最後までずっと持っていてくれるわけではないのですが、その姿を見る度にこちらが励まされました。

吸入器を自分で持ってくれる息子

■多くの人に支えられていると感じた、今回の入院

上の子の入院のときもそうでしたが、近隣に頼れる親族のいない我が家にとっては、パパがたよりです。

夫の会社はフレックスタイムを導入しており、会社の中でも特に柔軟な働きかたを目指す部署だったのでこういうことが起きても上司を始めチームの人からの理解があり、恵まれていたと思います。

パパは目が不自由とはいえ、都会なので食事の買い物などには困ることはありませんでした。スーパーの買い物では3才の娘が活躍してくれたそう。

パパは娘とともにタクシーに乗って必要なものを持って病院を訪れ、私が娘と話している間は、病室に行って息子を抱っこして話しかけてくれました。


0歳児入院で感じたことは、多方面からのサポートに支えられたということ

そんな風にパパが私たち家族をサポートできたのも、パパの職場の人たちの理解や、会社の環境があったからこそ。

ほかにも保育園の先生が「パパのお迎えが多少遅れる場合は協力できることもあるので、教えて下さいね」と言ってくれたり、友達が娘と夫のために手作りのご飯を持ってきてくれたり、たくさんの人にも支えてもらっていると感じました。

また、調べたものの都合がつかず使いませんでしたが、緊急の場合は入園していない子どもも保育園で預かってもらえるサービス、夜間を通じて預かり可能なサービスなど、いろいろな仕組みがあると知る良い機会にもなりました。

息子の入院で、母としてしっかりしなきゃと1人で不安を感じていましたが、多方面から支えられていると感じることができ、無事に乗り切ることができました。

■現在の息子の様子は…

4日間の入院ののち、息子は無事退院。現在の息子はというと…。

0歳でRSウィルスにかかると、後々、呼吸器にトラブルを抱えやすくなるそうで、息子も風邪のたびに気管支炎を起こしがちですが、年齢を重ねるにつれ、丈夫になっている印象です!

ひょうきん4才児として育ち、セブの人たちからは「ファニーボーイ!」と呼ばれ可愛がられています。

それではまた次回!

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