コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
年賀状の準備って面倒くさい…! 家族写真にひと苦労した話【コソダテフルな毎日 第143話】
長男の顔が死んでたり…(命懸けの撮影)、
次男の顔がはにわみたいなのばかりだったり、
私の顔がブスだったり(それはもともと)、
どれもこれも変なのしかないーーーー!
ダメだダメだー!
撮り直しじゃぁぁぁぁ!!
こうなったら餌で釣るしかない!!
台所から芋けんぴを持ってきて、芋けんぴを食べさせながら撮影する手段に変更(必死)。
しかし、芋けんぴの袋を手にとるなり、バリボリバリボリ! 袋ごと奪い合うように食い漁りはじめる子どもたち。
その間、私は写真選びに夢中。
母:写真の選別に真剣
夫:基本、どーでもいい。
温度差激しい。
さ! 子どもたち! 芋けんぴを持ったままでいいから撮り直すわよ!!
こら! 芋けんぴ取り合いしないの!!
はい、位置について!
よーーーい!! チーズ!!!!
カシャ!
カシャ!
カシャ!
どんだけ撮るねん! っつーぐらいかなり撮りました。
たくさん撮りましたが結局どれもこれも同じような仕上がりでして。
あぁもうこれでいいや。最後投げやり。
家族4人が、というより子ども2人がちゃんと前向いてるっていうのがこんなにも難しいなんて。
結局どれもこんな感じ。
母:頬の肉を隠すべくアイドルピース。
長男:顔に疲労が滲み出ているものの、律儀にも手はしっかりピース。
次男:どうみても芋けんぴを食べている最中。
夫:全部の写真が同じ顔。無表情のわりにピース。
あぁ、家族写真。
写真屋さんってすごいなっていうのと、年賀状はもうちょっと早めにやっておこうと思った年末でした。
(でも結局翌年さらに遅れるという…)
「サンタさんって…?」 純粋な子どもの質問に親はどう答えれば!?【両手に男児 Vol.68】