コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
あっという間に「ひらがな」をマスター! 家庭学習は、子どもの「楽しさ」「興味」を大切に【今日もゆる育児日和 Vol.11】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。中川マナです。
今回は、特集「子どもたちの家庭学習」というテーマで子どもたちにどう学習してもらうか、我が家が工夫していることを書きたいと思います。
■わたしの家庭学習の思い出
わたしが3才くらいのころ、ときどき母が買ってきたドリルを練習する時間がありました。わたしは上手にできず癇癪を起こし、母もイライラ。
怒ったり怒られたりで終わることが多かったように記憶しています。
そんなわたしが親になり、自分の体験から、勉強は
「遊びながらできる方法がいい」と思うようになりました。
■「ママは教えない」を心に決めたできごと
娘が保育園児だったころ、同じクラスのお子さんで3才になった子たちが習い事を始めだしました。わたしも周りに触発され、なんとなくネットで「線なぞり」や「あいうえおなぞりを」プリントアウトしたことがありました。
「やってみよ~!」と娘に声をかけると嬉しそう。
隣に座ってやってみたものの、つい口うるさくなってしまうわたし。
結果、母子ともにイライラ。
まるで30年前のわたしと母の姿です。
その時わたしは、
可能な限り自分で教えるのはやめようと思いました。
家はプライベートで閉ざされた空間。
理性が働きにくく、相手が自分の子どもとなると、より
感情的になりやすいのです。
教員をしていた友人も同じ理由を挙げて「自分の子どもに教えるのは難しい」と言っていました。