コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
夫を褒めるって効果ある?「夫はATM」と思っていた私が実践してみたら【コソダテフルな毎日 第146話】
私:「日頃の行いが悪いから反省しなさい!!」
夫:「わかったわかった! これからちゃんとするから~!」
私:「そんなセリフ聞き飽きたわ!」
夫:「おねがい! 1000円あげるから!」
私:「いらんわ!」
夫:「頼む! 勝ったら1万円あげるから!」
お金で釣ろうなんて妻をいったいなんだと思っているのでしょうか。
妻:「ふんっ! ダメ!」
こんな会話を繰り返す事2日。
苦労の甲斐もなく結局、夫は旅立っていきました。
ギャンブルの世界へ。
一応建前上行っちゃダメ! と反対した私でしたが、
実は心の中では行たってかまわなかったんです。
家にいてもいなくてもどっちでもよかったし、
むしろ家の中にいても
ゴロゴロ寝られるぐらいならいないほうが諦めもつくのでいないほうがマシでした。
彼のお休みの日にパチスロに行こうがスノボに行こうが、そんなことはもはやどうでもいいのですが、やはり子どもたちのことを思うと胸が痛みます。
ただでさえ平日は触れ合える時間がないのに、貴重な週末でさえも寝てる父親しか記憶に残らないんじゃないかと、将来を思うと不安になります。
それなのに子どもは「一緒に遊んでくれるところ」「お片づけを手伝ってくれるところ」とパパのいいところを見いだそうとしてくれるのですから、純粋な子どもの心に目頭が熱くなります。
夫にこの気持ちが理解できるのかな…。
きっとできないと思います。