■「不登校に苦しんだ家族の絆」賞
娘の「不登校」というテーマを全5回にわたって描いたじゃがいもころりんさん。友だち付き合いもできているし、勉強も理解できているから、それほど深刻に考えていなかったじゃがいもころりんさんでしたが、娘さんはどんどん家から出られなくなっていきます。そしてそんな彼女から「消えたい」の一言で、「私は何を守ろうとしていたのか」と一緒に苦しみに向き合うことに…。
この不登校が始まる前、手探りの状態、元気になるきっかけまでを赤裸々に描かれ、多くの読者の心にインパクトを与えたことが大きく評価されました。
『不登校に苦しんだ娘の「消えたい」の一言で…親がやっと気がつけたこと』/じゃがいもころりんさんhttps://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1559479932301/
【じゃがいもころりんさん受賞コメント】
このたびは素晴らしい賞をいただき光栄です! これも読んでくれた皆さま、編集部の皆さまのおかげです。
不登校はつらかったですが、だからこそ娘らしい生き方を見つけられ親子の絆も強くなった、かけがえのない体験です。
悩める方々に届くといいなと思って書きました。
本当にありがうございました!
■「びっくりトラブル」賞
子どもができて初めて知ったことは、子どもがケガなく元気で成長することは奇跡に近いということ。それぐらい小さい子どもにとっての危険な箇所はたくさんあります。それは家の中にも…。
今回、受賞した作品は、「とにかくイラストの描写がすごい!」と編集部でも大きな話題となりました。そして心が締め付けられそうになる展開に、親としてあらためて気を付けていかなければいけないことを再認識させられる記事として評価されました。
『家の中も危険だった…! 子どもの事故…それは一瞬で』/もづこさんhttps://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1552158702292/
【もづこさん受賞コメント】
まさか賞を頂くとは…! と驚きつつも、たくさんの方に読んで頂けたのかなとうれしく思います。
この記事を読み返すと当時の衝撃を思い出し、『今こうして娘と一緒に受賞を喜べていることが奇跡なんだ』と感じます。
記事を読んで「自分も子どもの安全にもっと気をつけよう!」と思っていただけたら幸いです。
■「涙ぽろぽろ」賞
自分がイライラしていることを「子どものせい」としてしまうことは日常では起こりがち。そんなときの私の顔はどう子どもに写っていたのだろうか…。
「ごめんね…おかあしゃん」と謝る息子のイラストは、胸をぎゅっと締め付けられるような、危機迫る感情を覚えます。誰でも一度は思わずやってしまいそうなシチュエーションだけに、身につまされる思いがしたという編集部からの意見が続出しました。
『イライラし続けた私の態度が息子を傷つけた…私は今どんな顔していたの?』/鈴木し乃さんhttps://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1549588726242/
■「子どものいる防災は大変で」賞
毎年起こる大きな災害。他人ごとではなく、本当にすぐ身近で起こるこうした災害は誰もの心の中に暗い影を落とします。いま現時点でも災害によって、日々大変な生活を強いられている方々がいることに思いを馳せながら、災害弱者である子どもを抱えた防災も考えていく必要があります。
あらためて「自分がいざ何かあったら」を考えさせるきっかけとなったことが評価されました。
『幼児がいると大変…!突然の停電で焦りまくったので改めて「防災対策」を考え直しました』/tomekkoさんhttps://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1568669080296/
【tomekkoさん受賞コメント】
この度は子連れ防災の記事を選出していただきありがとうございました。
甚大な被害を受けられた地域の方々に比べたら本当に小さな被害ですみましたが、これを機に家族での防災に自分ごととして関心を持つことができました。災害時の備えとして、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。
■「時短&おいしいスボラ飯」賞
「おいしい」「簡単」「時短」キーワードは、ママにとって魔法の呪文のようなもの。
子どもが喜ぶ料理を出したい、けれど時間をかけることはできない、そんな毎日の葛藤をかなえてくれる料理を提案してくれたなーみんさん。この記事を見て、「作りたい!」という声がとても多く挙がりました。
『話題の「焼きTKG」が子どもたちに大ウケ! アレンジ簡単な定番ズボラ飯』/なーみんさんテキストテキスト
【なーみんさん受賞コメント】
この度は【時短&おいしいスボラ飯賞】ありがとうございます!
じつはこのズボラ飯、母から譲り受けたズボラレシピで私も子供の頃よく食べておりました。自分が母となった今、簡単で美味しいってこの上なく素晴らしいと実感しております(笑)
アレンジもたくさんできるので手を抜きたい日はぜひ作ってみてください!
■「神夫ってすごいで」賞
体調が悪くなったある日、「imo-nak」さんの夫さんはてきぱきと物事を決めて言ってくれます。しかも「勘違いしないで、君に倒れられると、俺が大変なだけ!」とイケメンマンガの主人公並みのセリフまで! そんな神夫の対応は、さらに続きます!
このimo-nakさんの夫さんに、編集部一同「うらやましい!!!」の一言に尽きました。
『体調を崩してダウン… ピンチの状況で夫がとった行動にある意味、驚愕!』/imo-nakさんhttps://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1572314842269/
【imo-nakさん受賞コメント】
素敵な賞をありがとうございます!とても嬉しいです。受賞を夫に伝えたところ、「自分がされて嬉しいことを相手にもしてるだけだよ」…とまたしても神夫発動していました。これからも家族仲良く、そして夫にあやかって私も神妻になれるように(←無理)がんばります!
2019年もたくさんのコミックエッセイを描いていただいたコミックライターさんたちに、深く感謝いたします。
またウーマンエキサイトのコミックエッセイを読んでいただいた多くの読者の皆さま、ありがとうございました。
今回、編集部メンバーが推した作品は、これからのママたちに一緒に考えていきたいテーマだったり、まだまだ「母親らしさ」に囚われがちで悩むママたちに寄り添いたいと思った作品ばかりです。
また子育て中に起こる葛藤、実母との関係など、赤裸々な問題にも真摯に取り組まれたコミックライターさんの作品は、編集部でも大きく考えさせるテーマでした。
2020年に向けて、これまでママたちが一人で悩み続けてきた問題点にも深く切り込んでいこうと、今回選出された作品をみて編集部でも思いを新たにしました。
令和時代のママに向けてウーマンエキサイトでは「OPEN子育て」を提案しています。
「ダメな自分もさらけ出しちゃう」、「家事も育児も、アウトソースはもちろんOK」、「人も、自分も、否定しない」などなど。2020年もママに寄り添いながら、もっともっと楽しい毎日が送れる記事をお届けできるように頑張ります。
(ウーマンエキサイト編集部一同)
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