コミックエッセイ:四方向へ散らないで
まったく見分けがつかない双子、退院直前に天才的なアイデアが閃いたものの…!?【四方向へ散らないで Vol.6】
こんにちは! 野原のんです。
うちの双子はDDツイン。二卵性双生児です。双子を妊娠して初めて知ったのですが、一概に双子と言っても「MMツイン」や「MDツイン」などへその緒や胎盤の数などでいくつかに分けられます。
一般的にイメージする同性の見分けがつかない双子というのが一卵性。
(ほとんどがMMツイン、MDツインですが、たまにDDツインにもいるそうです)
男女の双子や同性でもあまり似ていないのが二卵性(DDツイン)という感じです。
なので、DDだと診断された時、私の中では
「似てる感じはきょうだい程度っていうし、そんな似てないかな」と思っていたんですね。
ですが…
■まったく見分けがつかなかった
赤ちゃんってみんな何となく似ていますよね。
それも相まって、正直、まったく見分けがつきませんでした 笑
助産師さんや看護師さんも
「まったく分からない。ここまで似てるDDちゃんは初めて見た」と…。
双子は産まれた時にすぐ足にネームタグを取りつけていて、そこに「野原ベビー1」、「野原ベビー2」と書かれていたんですね。
なので私も含め全員が、オムツやミルク、着替え、もく浴…その都度ネームタグを確認していました。
しかし…
私の出産した病院は、退院の際、
ネームタグを切らなくてはいけないという決まりがありました。
最初の数日こそ「まぁ、見てるうちに分かるようになるか」と気楽にいたのですが、4日たち、5日たち…気がつけば退院の日。