コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
子どもの作品、収納しません!基本「捨てる派」の私が唯一残しているもの【コソダテフルな毎日 第148話】
ボックスひとつだけ用意しておいて、そこに兄弟3人分まとめて
「コレは!」というものだけ置いてあります。
あくまで私の場合は、ですが、子どもたちが園や学校で描いてきたり作ってきたものは
遠慮なくじゃんじゃん捨てています。
お絵描きも捨てます。
工作も捨てます。
書道作品も捨てます。
運動会や発表会の衣装も捨てます。
ただこれは我が子が作って帰ってくる作品にそれほどの熱量を感じられないから捨ててるのであって、お絵かきがすごく大好きな子どもだったらまた違ったかもしれません。
たまに数日経ったあとに「あの剣どこやった?」とか言って聞いてくることもあるので、数日間は出しておいて後日そっと捨てたりもします。
■子どもの作品に未練がないワケ
私がここまで子どもたちの作品に未練がないのは、私自身の
度重なる転勤と実家の引っ越しを経験したことが関係しています。
夫の仕事の関係での転勤を何度か経験したのですが、引っ越しをするたびに、いやおうなしに荷物の整理をしなければならないんですよね。
極力最小限の荷物にしようと心がけると、
子どもたちの作品を大量に置いておくスペースが無駄に感じたんです。
また実家の母(父は既に他界して母1人)がおととし引っ越しをしたのですが、何十年も住んできた家を引っ越すのでそれはもう荷物の量が半端なかったわけですよ。
引っ越しに向けて母がコツコツ捨ててはいっていたものの、最後の最後は家族総出で捨てまくらなければいけませんでした。
新しい家に全部持って行くという手もあったのですが、それを持って行ったところで今度はいつか母が亡くなった時に、私たち姉弟が処分をすることになります。
まだ母が元気なうちに一緒に処分してしまうほうがいいような気がして、思い切って必要最小限のものまで荷物を減らす事にしたのですが、
嫁入り時に一式そろえた洋服ダンスの中には、嫁入り道具であしらえた着物や帯、子どもたちのアルバム、作品集や成績表や、お手紙や表彰状や色々と詰め込まれていました。