コミックエッセイ:うちの家族、個性の塊です
チョコがちゃんと固まっていなかった! 初めての「バレンタイン」の苦い思い出【うちの家族、個性の塊です Vol.28】
バレンタインの時期が来ると、必ず思い出すことがあります。
それは、中学一年生のバレンタインデーのこと…。
当時私は好きな人がいて、一大決心をしてバレンタインデーにチョコを渡す計画を立てました。
渡すならやっぱり手作りがいい!
一人でお菓子作りをしたことのなかった私ですが、無謀にも手作りチョコに単独で挑戦することにしました。
チョコレートを湯煎して溶かしてから固めればいい…いまではそうわかるのですが、当時の私はお菓子作りの知識が一切なく、いまのようにネットで調べることができなかったので…
■チョコレートになぜか牛乳をまぜた!
チョコレートになぜか牛乳をまぜ、レンジでチンしました。
いい感じにドロドロになっていたので、それを型に入れ、冷蔵庫で冷やしました。
完成したチョコはなんとか固まっていたように見えたので、
味見はせず、そのままラッピングしました。
バレンタインデー当日、そのチョコを緊張しながら好きな人に渡しました。
目的を果たした後、私は予備で持ってきていた同じチョコを、クラスに残っていた、当時、仲の良かった男友だちに、義理チョコとして渡しました。