それから少し経ち、
「自分たちが前を向かなきゃ、伯父さんも報われないかな」と考えるようになります。
だいぶ立ち直った夫が、晩酌のときにこんなことを言うのでした。
夫にとって「父の理想像」を考えるとき、真っ先に思い浮かぶのが「伯父さん」なのでした。
そのことを冗談っぽく話す夫の顔は、今まで見たことないような、寂しい笑顔でした。
■伯父さんがしてくれたことを息子にもしたい!
それからしばらくして息子が2歳になり、夏の連休で行く予定の旅行について話が出るようになりました。
決まっていることと言えば“きれいな海へ行く”という計画だったのですが…
2歳の息子に、
あらゆる角度から「自然の楽しみ方」を求める夫なのでした(笑)