コミックエッセイ:ほわわん娘絵日記
亡き父が予言した「女の子」を会わせたい…墓参りで偲ぶ父の姿【ほわわん娘絵日記 第36話】
こんにちは。けえこです。
最近アルバムを見ていたら1枚の写真が出てきました。
1才半くらいの長女ももと上のお兄ちゃん2人が並んで写っています。場所は「じいさん」が眠っている霊園でした。
「じいさん」というのは、私のじつの父です。子どもたちが生まれてからこんな呼び方になりましたが本人も気に入っているようでした。
今日はその父こと「じいさん」の思い出話をご紹介します。
■予言を的中させた父のお墓参りへ
11年前に食道がんで亡くなった父。じつは父は次男りくが赤ちゃんだったころに「3人目は女の子やな」と予言していました。
そして、
生まれた3人目は本当に女の子!
バタバタしていてなかなかお墓参りに行けなかったのですが、長女ももを父に会わせたくてお墓参りに行きました。
長男たく、次男りく、長女もも。そしてマミィ(私の母)、旦那、私の6人でお墓参りへ。
とっても良いお天気でした。
みんながいたので、口に出すのは照れ臭かった。だから、心の中で話しました。
父は、のんきでぼーーっとしていて、おっちょこちょいなところがあったので「守ってほしい」とはちょっと頼みづらい。
がんばる私たちをそこから見といてねとお願いしました。
■父のすごさを胸に、がんばる力へ
でもねー。父はすごかったんですよ。
余命3ヶ月だということは自分でもわかっていました。
闘病中は怖かっただろうに、不安だっただろうに、私やマミィに一度も弱いところは見せませんでした。最後まで「しんどい」「痛い」とか絶対に言いませんでした。
父が生きてるときは、気にしてませんでしたが死んでしまったらいつどこから見てるかわからない!
だからよりがんばらないとなと思いました。
父がいつ、私をみても「お! けえこは頑張ってるなぁー」と思ってもらえるように私は今もがんばってます。
でもまあきっと手を抜いてるところもバレてるだろう…。
これからもみんなで力を合わせていきたいです。
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