コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
2歳の息子と一緒に仮装カーニバルへ!しかし到着までに様々な試練が…!【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.17】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の息子を育てているぱん田ぱん太です。
さてドイツでは、2~3月(年や地域によってまちまちですが)にかけて、大きなイベントがあります。昔からある伝統的なお祭りです。それは…。
仮装カーニバル!
様々な仮装をした各団体(ビール工場、薬局、学生団体など、こちらも様々です)の参加者たちが、金管バンドで音楽を奏でたり、ダンスをしたりしながらパレードをするのです!
見に来ている観客に向かってお菓子を投げたり手渡したりしてくれるので、子どもたちは特に大喜び。
今年は仮装カーニバル初体験のフリッツ君を連れて観に行きました!
パレード中はかなりの人混みになるので、かさばるベビーカーは置いて、抱っこ紐を利用して行くことに(酔っている人も多くて怖かったり、大変だったりもしますが)。
パレードが行われる町までは、普段なら私の住んでいる場所から路面電車で1本なのですが…。
この日はパレードの関係で、町まで1本で行ける路面電車がありませんでした。
仕方ないので、家から町までのちょうど中間地点あたりにある駅まで路面電車で行き、そこからは20分ほどかけて徒歩で行くことに。
2歳のフリッツ君の体重は約10キロ。抱っこ紐を利用しているとはいえ、かなりしんどい…! 思わず「重いねえ」と漏らすと…。
本人は「めっちゃおっきいにーちゃ!(=お兄ちゃんの意)」と誇らしげな反応。これには私も同意せざるを得ません!(笑)
街に着くまでもう少し、というところで、さらなる試練が…。
天気予報で降水確率を見ていたので傘は持っていたものの、路面電車もベビーカーもなく、さらに雨。苦難は重なります。
しかしいつかはゴールが見える! 苦労しながらも、ようやく街に着きました。パレードの音楽も聞こえてきます! ほっとひと安心してフリッツ君を見てみると…。
はい。すやすやと寝ていました(笑)。
街に着くまで、想定よりもずーっと長く時間がかかってしまったので仕方ありません…。やるせないけれど!
この後フリッツ君は目を覚まし、無事にパレードを見て、魔女や狼の仮装に怖がりながらも、たくさんのお菓子をもらって大満足でした!
来年の仮装カーニバルは、もう少し「街に着くまで」のことも含めて、念入りに計画しようと思います…!
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