コミックエッセイ:子が育ちめいも育つ
2人目に消極的だった私が、第2子を「無痛分娩」で産むことにしたワケ~ 第2子無痛分娩編 ~【子が育ちめいも育つ Vol.7】
答えは「夫に恩返しがしたかったから」です。
夫という人は普段はこだわりがほとんどなく、逆にこだわりが強い私があれをやりたい! これをやりたい! ということに対して、ハイハイと全て付き合ってくれていました。
面倒くさがりで何事も忘れっぽい夫からすると、私のように何でもあっという間に決めてこなすタイプは、助かる部分もあったと思いますが、「俺の意見は無視かよ!? 」と思ってきた部分もあると思います。思いますというか、実際絶対あります。はい。
やりたいようにやれて嬉しー! と思う反面、夫にはいろいろ我慢をさせている…、とふとした時に後ろめたさを感じていた私。
そういった私が夫に返してやれる事と言ったら、
「命を張って子どもを産む事だ」と常々思ってはいたのでした。
何度も言うけど息子の時に体験した、出産の怖さを忘れた事はない。
(痛みは忘れるという人はいるけど、私は忘れなかった)
だから私は子どもは1人でも十分。でも夫の希望に応えたいという気持ちもある。
そして育てている子どもは予想を遥かに上回る可愛さ。そんな可愛い息子が小さな弟か妹と戯れているところを見てみたい。←(自分にも欲がしっかり出てきた)
息子が1歳になった頃から、ずっと悩み続けたこの問題。
1年間悩んだ末「よし産もう!」と決意しました。
■「痛くない出産」を調べまくる日々
決意をしたなら、まだ妊娠もしていない段階ですが、次の出産に向けて徹底リサーチを始めました。
まず2人目の出産は「痛くない方法で産む」と心に決めていたので、当然のごとく痛くない出産方法をネットで探しまくります。
【経産婦 出産 痛くない】で検索すると、出てくる出てくる情報の嵐。
痛みが少なくなる分娩法だの、経産婦は痛くないだの、腹式呼吸だの様々な情報があるけれど、どれもこれもイマイチ説得性にかける…! だって個人差による感じがすごい…!
私は絶対痛くない方法じゃなければ嫌…!! どんなに譲っても子宮口3cmくらいまでの痛み(痛いがまだ話せるレベル)までしかもうイ…ヤ…!!
そうなると、
無痛分娩しかないと料金やリスクなどを調べ始めたのでした。
調べ尽くした結果、無痛分娩も完全に痛くないというわけではなく、あくまで和痛(痛みを和らげる)が一般的なんだそうで、これまた個人差によるとのこと。
無痛分娩を予定していたけど分娩中に先生の判断で自然分娩になったとか、麻酔が効かなくて自然分娩と同じくらい痛かったとか、逆に麻酔が効きすぎてイキめなかったとか、【絶対に痛みを感じず産める】という事は不可能だと知って軽く絶望。
悩みに悩んだ挙句、痛みを和らげる可能性が一番高い
【無痛分娩】で出産しよう! と思ったタイミングで運良く第2子を妊娠。
よーし! 前回の反省を生かして第2子は軽快に産んでやるぞ~!と
意気揚々とする私なのでした。
続く
「地獄絵図~令和親子で宿題の巻~」宿題に悪戦苦闘した息子小1の思い出【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.74】