コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
【子ども写真の撮り方】イヤイヤ期の男の子でも上手に記念撮影できるテクニック3箇条!【コソダテフルな毎日 第160話】
■子どもに響かないテクニック
まず、よくやってしまいがちなテクニックですが、子どもにはあまり響かないやり方が2つあります。
その1. 名前を連呼する
日常生活の中で「まーくん」って呼びかけると振り向いたりしますが、写真を撮る時に正面からまーくんまーくんって連呼しても子どもは興味を示さない事が多かったです。
たしかに自分に置き換えてみても「ママ!! マママママママ!!!」って呼ばれたところで「だから何!!?」ってなりますよね。
まーくんからしてもそんな感じだと思ってください。
その2. オモチャを振る
これ。女の子だったらいける…ような気がします。
私の経験上、赤ちゃんの頃から男女差ってあるんです。
もちろん女の子でも活発な子はいますし、男の子でもおとなしい子はいますけど、性質的にやっぱり男の子と女の子は違うなぁと感じる事が多かったです。
手にもってフリフリ・カラカラ鳴らしたところで最初こそチラ見はしますが、すぐに「なんだ、そんなもん!」といった具合にフンっ! と興味をなくしてしまいます。
■撮影するママたちに心得てほしいこと
そして、肝心の技を伝える前に、ママたちにも心得ておいてほしい事が3つあります。
その1. とにかくスピードが勝負
何枚撮り直しても最初の1枚が一番よかったっていうことがよくわります。
あと30秒だけ!! とお願いしても、動きたくて仕方がない子どもの30秒は大人の10分ぐらいと思ってください(笑)
同じ場所で10分間写真を撮られ続けたら大人でも「おっっそ…! もうええわ!!」てなりますよね。
今だ!! ってなった瞬間から「10秒」ぐらいがチャンスだと思っていると気が楽だと思います。
その2. 笑顔を求めない
これ、多くのママが陥りがちなのですが、ついつい「笑顔」の写真を求めてしまうんですよね。
かわいいですものね、子どもの笑顔。
ただ、子どもは基本的に作り笑いをしません。
愛想笑いもしない。本当に自分に正直な素敵な生きものです。
なので、笑っていることに固執しすぎず、どんな顔でもその時の顔が一番! と潔く笑顔は諦めた方が親子ともどもラクです。
しかも私の場合、子どもたちが大きくなった今、泣き顔を見てキュン…!! てなる事の方が多いです。
笑ってる顔だけじゃなくて怒ってる顔、泣いてる顔、どんな表情でもそのままカメラに納めてみると将来きっと素敵な思い出になると思います。