コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記
夫には私より大事にする存在がいる…なぜ妊娠で不安定に…?【シャトー家の観察絵日記 Vol.13】
■赤ちゃんに向けられる感情に嫉妬?
妊娠を知った夫の態度に
「私にこんな愛情を向けてくれたことないのに!」と悔しい気持ちが湧き上がってきました。
なぜなら結婚してから「どこかに出かけたい」とデートに誘っても、「趣味の時間だから」といつも一人で土日を過ごしていたこと。
入籍前に新生活に向けて家具家電を購入したかったのに、まったく買わせてもらえなかったこと。
私に対する夫の態度が頭をよぎります。
本当はずっと心の中に不満は残ったままでした。でも夫の転勤で引越したり私の趣味ができたりといったことを経て、それは「ささいなこと」と思おうとしてきました。
しかし妊娠を機に、当時私が感じていた
「夫の愛情不足」を思い出してしまったのです。
頭では「大人の私」と「自分では何もできない赤ちゃん」への愛情表現を一緒の物差しで測るものではない、とわかってはいるのですが、夫の様子を見ていると過去の自分との扱いの差を感じてしまい…。
過去はもう変えられない。だから妊娠中の今や出産後の生活が楽しいものになるようにと夫に働きかけてみたのでですが…。
「今から一緒に家事をしよう」と誘っても…
「赤ちゃんが産まれればやるよ」
「体調悪いならするけど、つわりなくて平気なんでしょ」
と、夫は結局『妻のため』には動いてくれませんでした。
そういう状況が続き、どんどん嫌な気持ちが大きくなってしまい…。