コミックエッセイ:うちの家族、個性の塊です
自粛生活中に息子がケガ! 骨折でも打撲でもない意外なケガとは!?【後編】【うちの家族、個性の塊です Vol.44】
前回の続きです。
左腕を痛がる息子を、救急病院に連れてきた私たち。
患者さんが少なかったこともあって、比較的順番は早く回ってきました。
診察室に待っていたのは、整形外科の先生。
私は、息子の状況を説明しました。
すると先生は…
「ハイタッチしよう!」と息子に手を伸ばしました。
息子は右手でハイタッチをしました。
「こっちの手でも、できる?」と先生が聞きましたが、息子は「いやだ」といって左手をだらんと下げたまま、動かしませんでした。
先生は、息子の身体に触れずにじーっと左腕を見つめ、
と、私に息子の体をおさえるように言いました。
そして息子の左腕を曲げ、右左右左と動かすと…
『ポキッ』と音が!
「はい! いま、音なったから大丈夫!」と言われ、待合で待機するように言われました。
10分ほど待合で待っていると、先生がやってきて、もう一度「ハイタッチしよう!」と言いました。
息子は、痛がることなく、左手をあげ、ハイタッチをしました。