コミックエッセイ:3姉妹DAYS
「お友達に嫌なことを言われた…」 長女の身に起こったお友達トラブル【幼稚園編】【3姉妹DAYS Vol.17】
こんにちは! あん子です。
今回は、長女が幼稚園年長の時に体験したお友達トラブルについて、2回にわたってご紹介したいと思います。
■順調だと思っていた長女の幼稚園生活、しかし…
集団生活を送っていく上で、避けては通れないといってもいいお友達トラブル。大人になっても人付き合いに関して多かれ少なかれ、トラブル発生はつきものですよね。
長女の性格はおっとりしていて、言いたいことがあっても我慢してしまい、自分から発言することがどちらかと言えば苦手なタイプです。
そんな娘を幼稚園に行かせるまで少し心配でもありましたが、
「行きたくない」
なんて一言も言わなかったので、幼稚園生活はてっきり順調だと思っていました。
しかし、年長の秋ぐらいだったと思います。
幼稚園から帰ってきた娘が、
「今日、幼稚園でね、男の子に
って、いきなり言われた」と話してきました。
「ええっ? いきなり? それはいつ、言われたの?」と聞くと、
1人で階段を2段跳びで上っていたとき、
同じクラスの男の子2人組からその言葉を言われたようです。
「ええっ!? 全然、ダサいことじゃないとお母さんは思うな。気にしなくていいよ」
お母さん、大人になった今でもたまに階段、2段跳びで上り下りするよ…、と言うことは今は黙っておこう。
「その時、どう思った?」と、長女に聞いてみました。
「そっか。その男の子には、嫌な気持ちになったって話した?」
「うんうん、話してない」
「お友達は、悪気があって言った言葉ではないかもしれないよ。だからね、お母さんは、嫌な気持ちになったことをお友達に伝えていいと思うよ。自分の気持ちを話すことは大切なことだよ」
と言うと、
「次また言われたら言ってみる!」
と元気を取り戻したようでした。
この時点では長女だけの意見しか聞いてませんし、まだまだ未熟な子ども同士。お互い様は当たり前で、うちの子が誰かを傷つけてしまう可能性もあるわけだよな…と、いったん様子を見ることにしました。