コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記

「子どもが産まれたら家事する!」と誓った夫…あれ、気づいたら全部私!?【シャトー家の観察絵日記 Vol.16】



■帝王切開の妻に対して夫は…

迎えた出産日――
お産がなかなか進まず、帝王切開に。そして術後9日で退院、いよいよ赤ちゃんとの生活が始まったのです。

出産後の自宅。赤ちゃんが寝てしまうと、入院中の洗濯物や部屋の掃除などが気になってきます。夫は赤ちゃんに夢中で「俺がやるよ」という言葉や態度は全くなく、赤ちゃんをずっと抱っこしているような生活でした。そうすると必然的に動いてしまう私…気がつくと家事は全て私。夫は赤ちゃんの世話は率先してくれていたので「適材適所?」と自分を納得させることにしました。

気がつくとすべての家事をして、赤ちゃんのお世話もしている私!!

夫は赤ちゃんに関する世話(母乳以外)だけは大喜びでしてくれるので、ありがたいのですが…帝王切開の傷口も痛いし家事をするのはなかなかつらい。

「やはり家事代行サービスをお願いしておくべきだった…」と後悔しても、あとの祭り。

救いは、退院4日後には実家に里帰りできたことです。

里帰りをしない選択だったのですが、出産が近づくと実母から「産後は大変だから帰ってきなさい」と何度も言われて、渋々と帰省。でもこの里帰り期間、家事をしなくてすんで本当に助かりました。

産後1ヶ月過ぎて悟ったこと。「後からする」って言って今までしてくれなかった夫が産まれたら心入れ替えるはずがなかった。

「産まれたら家事をする」と言っていた夫。

結局、家事はやってくれず、とてもがっかり。でも帝王切開の傷が治ってくると、赤ちゃんの世話は毎日目まぐるしくあって、「赤ちゃんの世話をしてくれる夫」だけでもありがたいと前向きに捉えて過ごすようになりました。

しかし、子どもが1歳になった頃、私が負傷する事態が発生!


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