コミックエッセイ:こどもと見つけた小さな発見日誌
新しくて衛生的!? 長男が公園で発見した「意外と便利な蛇口」【こどもと見つけた小さな発見日誌 Vol.28】
■意外と便利かもしれないレトロな蛇口
なので未来的ではなく、レトロな水道だったのです。
この蛇口は水が出てくる蛇口の出口の下に蛇口を開け閉めするつまみのようなものがあり、水を流している間はずっとつまみが洗われているので、ハンドソープの泡などがついても、勝手に流れてしまう仕組み。
そんな蛇口があったことなどすっかり忘れていましたが、手洗いの機会が増えたいまの時代、意外と便利なのかもしれないと思いました。
といっても、水道水で流すことでどれだけ清潔になるのかわからないですし、開け閉めするつまみを通った水なので飲むのとかは衛生的ではないだろうし、何よりもう、自動で水が出る蛇口があるのでその方が当然、清潔で便利なんですけどね。
最近ではほとんど見かけない「衛生水栓」。
思い返すと私は子どもの頃この蛇口がうまく開け閉めできず、最初は少し苦手でした、長男も今回、使い方がわからず夫に開けてもらったそうです。
指先の力が必要なので小さな子どもやお年寄りには使いにくく、その辺は不便だったのかもしれません。
長男の新しい発見で懐かしいことを思い出すことができました。
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