コミックエッセイ:四方向へ散らないで
双子の入院が決まり、「完全に付き添い」か「預けて面会」の選択を迫られ困った話【四方向へ散らないで Vol.19】
こんにちは! 野原のんです。
旦那もお互いの両親も頼れる人がいない中で
突然の入院。
入院する双子はもちろん、まだ7歳と5歳の上2人をどうしたらいいのか…
■入院するタイミングで究極の選択を迫られた
入院が決定した時にまず聞かれたのが、完全付き添いにするか、預けて面会時間にだけ会いに行くか。
完全付き添いにした場合、入院した病院では24時間の付き添いが必要になるので、離れるとしたら基本的に誰かと入れ替わりが必要。
逆に預ける場合は15時から20時の面会時間のみ。
そして、そのどちらにするかは入院するタイミングで決めなくてはならず、一度決めると途中で変更はできないと言われました。
双子かつミルクと離乳食という状態だったので、病院側からは
「できれば付き添いで」と言われましたが…
付き添いを選択した場合、入院用品を取りに行く1時間くらいは双子を見ていてくれるものの、すぐに戻ってきてほしいとのこと。
双子だけならそれでよかったけど…
入院が決まった時にすぐ旦那へ連絡をしたのですが、「会社に頼んで明日以降は夜、家にいられるようにするけど、今日の今日は帰れない」と言われ、不安そうに待合室で座っている上2人のことを考えると、付き添うという判断もできませんでした。
私の両親も県外だし仕事があって無理。
義両親も県外で仕事はあるけど、あさってからなら義母さんは泊まり込みで手伝いにきてくれるという状況。
どうしたらいいのか分からず、近くにいた看護師さんにとりあえず事情を話して相談しましたが、病院側としては何もできないと。
この一晩を何とかできたら上2人はパパやばあばが見てくれるし、双子にもずっと付き添うことができるのに…
双子が処置室に入っている間、
入院病棟の談話室で上2人と3人途方に暮れていました。
そこに年配の看護師が入院と双子の状況を説明しにきたのですが、その際、聞かれた「付き添いどうされますか?」の言葉に何も返せず、言葉に詰まってもう泣きたいくらいの気持ちでいたんです。
すると、その看護師さんが