他の子と比べて落ち込む…親が焦っても子どもには自分のペースがある!
「どうしてほかの子はできているのに、自分の子どもはできないんだろう?」
幼少期は特に発達速度に個人差があることから、親は“できないこと”をネガティブに考えてしまいがち。ウーマンエキサイトで連載中のSAKURAさんも、そんな思いをして苦しんだひとり。娘のあーさん(現在9歳)は、発達障害(自閉スペクトラム症(※1))で言葉の発達が遅れていたため、周りの子とくらべてしまうことがあったそう。
そんな日々を経て、SAKURAさんがわが子の“苦手”や“生きづらさ”と向き合い、奮闘する姿をつづった子育ての記録が書籍
「うちの子、個性の塊です」になりました。
■ママに興味がない子どもがいるの?
出典:「うちの子、個性の塊です」
赤ちゃんの頃からあまり泣かず、ひとり遊びが上手で手が掛からなかったというあーさん。2歳半のとき、子ども支援センターで面談の機会が訪れます。部屋に入るなりひとりで遊びだし、SAKURAさんの元に戻ってこないあーさんを見た先生は、こんな言葉を放ちます。
「お母さん、気付いていないかもしれませんけど、これはけっこう問題ですよ。
この子はお母さんに興味がないんです」。
この衝撃の言葉を聞き、
「今まで娘と過ごしてきたすべてを否定されたような気持ちになった」と言うSAKURAさん。そんな彼女が、いつも連載で描いているようなユーモアたっぷりの育児ができるようになったのはなぜなのか。その足跡を書籍からたどります。