コミックエッセイ:うちの家族、個性の塊です
3歳男児のプライドを垣間見た! 先生の前では「カッコイイ俺」でありたい息子【うちの家族、個性の塊です Vol.50】
娘と息子を連れて小児科を受診したときのこと。
先生に診てもらい、会計を待っていると、突然、息子の機嫌が悪くなり始めました。
気をまぎらわせようとしましたが、何をやっても効果がありません。
そのまま薬局に行き、外で順番を待っていたのですが…どんどん悪くなる息子の機嫌。
■すばやくこの場を立ち去ろうとしていたところ…!?
もう本人も、何が原因で泣いていたのかも、わからなくなっていました。
順番になるまで、とにかく無心でいよう…
そして、会計を終えたら、すばやくこの場を立ち去ろう! と思っていると、
「あら? きーさん?」
声をかけられ、振り向くと、そこにいたのは息子の保育園の先生でした。
息子は先生を見るなり、慌てて抱っこしていた私の腕をすり抜け、下に降りました。
そして涙をぬぐい、何事もなかったかのように、先生に笑顔を見せました。
え~!? あ、あ、あんなに何してもダメだったのに~!?
「あれ? 今、泣いてなかった?」と先生が聞くと、
「ないてない! ないてない!!」とごまかす息子。