コミックエッセイ:パニックにゃんこ
自分がこころの病気になるなんて…ついに診断名がついた日のこと/パニック障害がわかるまで【パニックにゃんこ Vol.9】
前回のあらすじ
動悸とめまいがあまりにも酷くて、立ち上がる事すら困難に。
もう助けてくれるのは心療内科しかないだろう…
私だけではなく、健康な時は自分は大丈夫だという楽観的な考えが誰にでもあるのかもしれません。
当時こころの病気といえば、うつ病の名前ぐらいしか知りませんでした。
が、「自分はそういうタイプ=こころの病気になるタイプ」ではないと思っていて、症状が出ても、メンタルクリニック系の病院へ行くことに抵抗がありました。当時はこころの病気に理解がなかったのです。
今はそんな偏見があったことをとても恥ずかしく思っています。
この2週間の間、外出のための準備をしていたのですが、やはり当日は怖くて恐怖でつぶれそうでした。
車で横たわり、外が見えないようにして祈りながら移動しました。
病院も病院らしくない内装で、受診されている人たちも普通でした。(独り言を言っていたり、暴れたりするような人も来ているのかと偏見がありました…すみません…)
また血の気が引きましたが、予約時間は気にせず休んでていいという言葉に救われました。
問診の量が多くて本当に驚きました。
病歴や、何故この病院にしたのか? そして性格判断テストのようなものがありました。
選択肢も「はい」「どちらかというとそうである」「わからない」「どちらかというと違う」「いいえ」など細かかったです。
そしていよいよ初めての心療内科の診察…!
どんな感じなのか、何を聞かれるのか、そしてどんな病名がつくのか…
ドキドキしながらドアを開けました。
第一印象から本当に優しそうで癒される雰囲気を出していました。(以下、「女神先生」と呼ぶことにします(笑))
女神先生がとても感じの良い先生だったので、気を張ることも無く穏やかに話すことができました。
そしてついに診断が…