コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい
分散登校に6月の入学式…「いつもと違う」が、娘にもたらした思わぬ効果【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.14】
娘の保育園卒園、そして小学校入学という一大イベントが連続するこの2020年は、わが家にとってもドキドキの一年…となるはずでした。
しかし、世界は新型肺炎で大混乱。
当たり前の日常がいかに尊いものであったか、思い知る日々になりました。
わが家は保育園の卒園前から、私が在宅仕事であることもあり、自主的に登園自粛をしていました。
保育園最後の時間を、大好きな先生やお友だちと過ごす残りわずかな時間…
ですが、同じ小学校へ上がるお友だちが多いのもあり、
「また近いうちに会えるよね!」と前向きになることができました。
娘は娘で、家族でゆっくり過ごせる日々が新鮮だったのか、不満も漏らさずに毎日を楽しんでいました。
しかし、徐々に弟のうっとうしさに嫌気がさし始める娘…
■ドキドキの小学校入学! のはずが…
そんな日々が続く中、入学式が行われないまま、小学校の分散登校が始まりました。
娘の通う小学校では、1クラスが4グループに分けられ、週に一度登校する、というカタチの分散登校が行われることになりました。
1クラス40人ほどの生徒が10人程度におさまり、ゆったりとスペースを設けて授業を受けられる、というものです。
親子ともども、さまざまな不安がある中の初登校…
それは久々の、親子が離ればなれの時間。
慣れない場面の苦手な娘が泣いていないか、母は気が気でありませんでした。