2020年10月27日 09:00|ウーマンエキサイト

分散登校に6月の入学式…「いつもと違う」が、娘にもたらした思わぬ効果【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.14】


■分散登校がもたらした意外な効果とは!?

でしたが、帰ってきた娘はニコニコ。

同じ保育園だった男の子が、同じグループにもいたようでした。

今まで、入園や転園の際にはなかなか気持ちが切り替えられず、パニックで泣いてしまうことも多々あった娘。

ですが、今回は休校時間があったことで、娘なりに徐々に気持ちを切り替えられたようで…

宿題も少なめのゆっくりペースで、先生やクラスメイトとも、少しずつ慣れていくことができる、この分散登校が、娘にとってはちょうどいい慣らし期間になったようでした。

また、“そろそろ入学式だけど、まだ始まらない…”という時間が、娘のワクワクする気持ちを膨らませてくれた部分もあったのかもしれません。

こうして、週1ペースの分散登校を経て、6月には参加する保護者をひとりに限定した、入学式も無事に執り行われました。


■“いつもと違う”が良いきっかけになることも…

“いつもと違う”が良いきっかけになることも…
泣く泣くお留守番する夫。

(しかし、このお留守番がある事件を起こすことに…それはまた次回)

「慣れない場所で、きっとパニックになってしまう…」と先生に相談し、前もって学校に慣れる期間を設けていただくことになっていた入学式。

それも、わが家の場合は休校&分散登校期間があったことで必要なくなり、娘も落ち着いた様子で、笑顔のあふれる入学式になりました。

うちの娘の場合は、運よく“小学校入学のタイミング”で休校となったので、このような流れになりましたが、同じ特性を持った子でも、学校生活が突然途切れてしまった上級生の場合は、学校に行けない休校期間や、今までとは違うクラスの雰囲気に、不安になってしまったと思います。

登校再開と言われても、すぐには適応できないはずです。

いつもとは違う日常がくれた娘との時間は、わが家にとっては決してネガティブなものではありませんでしたが、まだ世界は、1年前とはまったく違う状況です。

当たり前を当たり前に過ごせる人間でも疲れてしまうのに、体力があり余る元気盛りの子どもたちや、その親御さんは、その何倍も疲れてしまっているはずです。

お友だちと思う存分にふれあい、話すことができる、穏やかな日常がどうかいち早く戻ってきますように、と祈るばかりです。


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